オオクロハバチ 幼虫

最近、近隣で見かけたハバチの幼虫である。

ニワトコの葉をムシャムシャ食べていた。ハバチの幼虫の中には、危険を感じると地面にポトっと落ちるタイプもいるが、このハバチの幼虫は凄い勢いで這って逃げようとした。

その瞬間を撮ったのが以下の写真である。

ニワトコを食べていた事実から調べ始めてみると、主に3種類のハバチがニワトコに寄生しているという情報を得た。オオクロハバチ、ニワトコマルハバチ、ツマジロクロハバチである。

このうち一番似た幼虫が、オオクロハバチの幼虫のようである。オオクロハバチの成虫は、所謂黒いタイプで、何処かに白い部分があるよく見かけるタイプのハバチである。

クロヒメバチ?

昨晩、我家の庭で見つけて写真に撮っていた。

外灯下に来ていたわけではなく、庭の小さな桜の木の葉の上で休んでいた。

最初は、随分メリハリのある黒白紋様の大きな(体長25ミリぐらい)ハバチだと思い、調べていたが、予想外にヒットせず苦戦していたところ、ハバチの仲間ではなく、寄生蜂であるヒメバチの仲間である事を知り、調べると、無数に似たようなハチの写真がヒットして来た。

そして、クロヒメバチという種の一種であることが分かった。クロヒメバチと断定したいところだが、実際のところはまだまだ研究がしっかりされていないだけで、クロヒメバチも本来は数種に分類されるはずだとの観測から、ネット上ではクロヒメバチ属の一種のようなタイトルや私が採用したのと同じクロヒメバチ?の形で投稿している方が殆どであった。

さて、このクロヒメバチの寄生する相手はスズメガの幼虫との事である。

確かに、我家の庭にも、これから暑くなって来ると、スズメガの幼虫は色々と出現し始める。

オオツマグロハバチ

最近、近隣でこのハバチの仲間を見かけ写真に撮っていた。

大きさは、私の目測では、体長2センチ弱有りそうな勢いだったが、多くの方の投稿を読む限り、マックスサイズ15ミリとなっていたので、私が見た個体も、実際は15ミリぐらいだったのであろうか。

とにかく、ハバチの仲間としては、大きいなとの印象は持った。

種名の方は、オオツマグロハバチだと思う。

幼虫の食草は、セリやミツバとの事だが、このオオツマグロハバチを見かけた場所の辺りに、セリがあった気はしない。セリが生えてそうな水辺がない場所である。一方、ミツバって、自然下ではどの植物なのか、ピンと来ていない自分が居る。

最後に、翅を閉じた状態のオオツマグロハバチの写真をアップして、この投稿を締め括る事にする。