フタモントガリバヒメハマキ 成虫 Bactra hostilis (Diakonoff, 1956)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長8ミリぐらいだったと思う。

おそらくヒメハマキガ亜科の蛾なんだろうなと、ネット上のヒメハマキガ亜科の蛾達を紹介するサイトを片っ端から参照するが、中々、種名に辿り着けなかった。

ただ、先ほど、執念で、種名に辿り着いた気がする。

種名は、フタモントガリバヒメハマキ。中々、種名に辿り着けなかった理由は、この蛾の色合いや紋様の変異の多さである。ただ、確実に左右の上翅に紋が一つづつあり、フタモン(二紋)を成しているところと、縞々の脚先と、上翅後縁に見える小点の列は、このフタモントガリバヒメハマキの特徴と言えるかもしれない。

幼虫の食草は、知られていないのではないかと思う。

生息分布の方も、ネット上からは、情報を見つける事は出来なかった。

クリオビキヒメハマキ 成虫 Olethreutes obovata (Walsingham, 1900). 2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長8ミリぐらいだったであろうか。

種名は、クリオビキヒメハマキだと思われる。

我家の外灯下には時たま現れている印象があり、昨年のに一応投稿済みの種である。

ただ、今回撮った写真の方が少し特徴を見て取り易いと感じたので、再投稿した次第である。

幼虫は、バラ科のユキヤナギやコデマリとかシモツケとかを食べることが知られているらしいが、取り敢えず、我家の外灯下に現れるクリオビキヒメハマキ達が何を食べて育ってきているかは見当が付かない。

生息分布の方は、国内は、本州にいるのは確認されているようである。海外は、韓国にも生息しているようである。

サンカクモンヒメハマキ 成虫 Cydia glandicolana (Danilevsky, 1968)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、案外と大きく、前翅長で11ミリぐらいあったと思う。横にも大きめのヒメハマキの仲間といった印象であった。

種名は、調べたところ、サンカクモンヒメハマキと判明。

幼虫の食草は、ブナ科のコナラやクヌギのドングリとの事である。

ここで、とても似た習性を持っている蛾で、同じヒメハマキガ亜科にクロサンカクモンヒメハマキという種もいるが、この2種は、私がネット上の画像を見比べる限り、結構違う外観をしている。そして、両種が、大きく違うのは、出現時期で、サンカクモンヒメハマキは、秋の蛾であるが、クロサンカクモンヒメハマキは、春先に現れる蛾なのである。

このサンカクモンヒメハマキの生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外の生息分布は、韓国からは生息報告が上がっている。