ドウガネサルハムシ Scelodonta lewisii (Baly, 1874) 1

約2週間前に写真に撮っていたハムシの投稿をしようと思う。

大きさは、体長4ミリぐらいだったと思う。凄い小さい。

このハムシを見かけた時の第一印象は、アカガネサルハムシのカラフルさは無いが光沢感と形状はそっくりなハムシだなという事である。個人的には、派手で人気のあるアカガネサルハムシの方が、近隣では出会う気がしている。

そして、調べたら、直ぐに種名は、ドウガネサルハムシと判明。

ブドウ科のノブドウやエビヅルやヤブガラシに付くハムシのようであるが、クマツヅラ科のクサギにも集まるとの記事を読んだ。ここで、”えっ“て思ったのは、このハムシが居た場所の頭上には、クサギが生えているのである。もちろん、ヤブガラシとかノブドウもある場所である。

さて、上の写真だと、このハムシの光沢感が伝わらないが、肉眼で見ている時には、綺麗に輝いて見えるハムシであったことは伝えたいと思う。

チャバネツヤハムシ Phygasia fulvipennis (Baly,1874).

最近、近隣で、この小さな甲虫の写真を撮っていた。

大きさは、体長6ミリぐらいだった。実際のところ、下にいるメスと、上にいるオスとでも大きさが違い、下にいるメスが6ミリ、上のオスが4ミリといったところではなかっただろうか。

“上翅が茶色いハムシ“で検索すると、意外とすんなりと、チャバネツヤハムシという種に行き着いた。

このハムシは、ガガイモに寄生するハムシらしいが、その事実を知った時に、この場所を歩いた際に、ガガイモがあるなというのは、気付いていた事を思い出した。

もしかしてと、写真を片っ端から確認すると、明らかにガガイモの葉と分かる上にいる写真があったので、そちらを最後に投稿する。

ヤツボシハムシ Gonioctena (Sinomela) nigroplagiata Baly, 1862

数日前に見かけて写真に撮っていたハムシの名前が分かったので、投稿してみる。

大きさは、体長5ミリぐらい。

エノキに集まるヤツボシハムシだと思う。

ヤツボシハムシの紋様に関しては、ヤツボシ(八つ星)と種名に入るぐらいなので、基本形として、八つの黒点がバランス良く配置されている個体群もあるが、無紋だったり、逆に全身真っ黒だったりと、同所的に多様な紋様の個体群が入り混じっていることでも知られるハムシである。そう考えると、上の写真の個体は、ヤツボシに近い方なのかもしれない。所々くっ付いてしまっているが、ヤツボシ(八星)の基本形を連想させる黒点の配置ではある。

身近に、似たように紋様の変異の多い種として、私が思い付くのは、ナミテントウヒメカメノコテントウかなと思う。

変異が生まれ易い種と、生まれ難い種………この違いは、どこから来るのであろう?