フタテンヒメヨトウ 成虫   Hadjina biguttula (Motschulsky, 1866)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長14ミリぐらい。

種名は、フタテンヒメヨトウ。

3年前の7月にも投稿済みの種であるが、その時よりは大きな写真が撮れたので、再投稿してみる。

さて、幼虫の食草は、キク科のセンダングサ属であるが、近隣には幾らでも生えている植物である。

フタテンヒメヨトウの生息分布は、国内は、北海道から屋久島辺りまで。海外の生息分布は、ちょっとこの蛾の学名で検索してみたが、しっかりしたソースを見つけることは出来なかった。

ベニモンヨトウ 成虫 Oligonyx vulnerata (Butler, 1878)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

この蛾の第一印象として、この手のヤガ科のおそらくヨトウガ亜科の蛾にしては、小さいというのがあった。

大きさは、前翅長12ミリぐらいしかなかった。

もうこうなって来たら、ヒメヨトウ亜科の仲間を当たるかとなり、調べてみたところ、ベニモンヨトウという種が浮上してきた。おそらく、ベニモンヨトウという種だと思うが、種名にあるベニモン(紅紋)が何処を指すのか分からないではいる。(実際には、前翅内縁の下三分の一辺りに、左右の翅に対になる赤い小点があるようである。)

ベニモンヨトウの幼虫の食草は、タデ科のミゾソバ等との事だが、まぁ、4,5百メートルぐらい離れた水田周りには、そうしたタデ科の植物も色々と生えているだろう。

ベニモンヨトウの生息分布は、国内は、北海道から九州(対馬含む)まで。海外の生息分布は、おそらく、朝鮮半島、ロシア沿海州には生息していると思われる。

モンオビヒメヨトウ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で12ミリぐらいだった。特徴的な紋様なので、種名は直ぐに割り出せたが、ヤガ科ヒメヨトウ亜科のモンオビヒメヨトウである。

幼虫の食草は、シソ科のエゴマという事は知られている。ただ、我家の外灯下に来た個体が、本当にエゴマ育ちかは分からない。近所で、エゴマなんかを栽培している人がいるかなという感じである。

本日、外灯下で2匹のモンオビヒメヨトウを見たが、8月9月に現れる年一化の蛾らしい。

遠くヨーロッパにも同じ蛾がいるようである。