セスジスズメ 幼虫(緑色タイプ)Theretra oldenlandiae oldenlandiae (Fabricius, 1775)

一昨日、夜に庭の草むしりをしている時に、見かけて写真に撮っていた。

ヤブガラシから落ちてきた感じであるが、セスジスズメの幼虫である事は分かった。ただ、色が、緑色のタイプは、そんなに出会わない気がすると思った。

単純に、緑色と焦茶っぽい色と、どちらになるかの分かれ目は何処にあるのであろうという事が気になった。

ネット上の画像を見てても、圧倒的に緑色のタイプが少ない気がする。

以下は、同じ日に、少し離れた場所のヤブガラシにいたセスジスズメの焦茶タイプの幼虫である。

こちらも、色合いが薄めな気がする。

コスズメ 成虫

我家の外灯下に先ほど来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で2センチちょっとぐらい。スズメガの仲間としては小さい方だと思うが、種名はコスズメ。

幼虫の食草は、ブドウ科のヤブガラシやノブドウとの事である。

似た外見の種に、キスズメがいるが、上の写真の個体は、コスズメで合っていると思う。

ホシホウジャク 成虫 幼虫

昨日、午後に30分程度、近所の里山を散策。目的は、昆虫や植物の写真を撮る事だったが、日増しに気温が低くなる中、昆虫達の活性は低い。中々見つからない。

そんな中、スズメガの仲間が、茶の木の花に吸蜜に来ていたので、スマホで写真を撮ってみた。当然、ピンボケではあるが、種を特定するには、十分な写真が撮れたと思う。

この紋様から、ホシホウジャクという名の蛾であることが分かる。

幼虫の食草は、ヘクソカヅラとの事であるが、我家の庭を始め、ヘクソカヅラは、近隣の至る所で見かける。今度は、ホシホウジャクの幼虫と出会える事を期待しておく。

因みに、殆どの人は、ホウジャクの意味が分からないと思う。ホウジャクを漢字で書くと、蜂雀。これなら、イメージが湧いてくるのではと思う。

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2021年8月5日追記

最近近隣で、ホシホウジャクの幼虫を見つけ写真に撮っていた。幼虫が食べていたのは、ヘクソカズラの蕾であった。