ネアカマダラメイガ 成虫 Etielloides bipartitella (Leech, 1889)

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

ちょこまかと動き回っていたので、写真がピンボケになってしまったが、種名は、ネアカマダラメイガだと思う。

前翅の後端の方が、もう少しハッキリと見える写真を以下に。

大きさは、前翅長で10ミリぐらいはあり、決して小さい印象は持たなかった。

似た種に、イタヤマダラメイガ(旧名 ナシハマキマダラメイガ)がいるが、イタヤマダラメイガの方が、下唇髭が細く尖っているようである。また、イタヤマダラメイガの方が、気温が低くなる標高が高い場所や北の方に生息しているような傾向が読み取れる。

では、本種、ネアカマダラメイガの幼虫の食草はと言うと、まだしっかりと確認されていないようである。

生息分布の方は、国内は、本州以南………対馬含む九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島には生息している模様。一方、イタヤマダラメイガは、国内は、北海道にも生息しているようである。

ニセウスキオビマダラメイガ  Acrobasis ochrifasciella (Yamanaka, 2006)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

背後の網にピントが合ってしまうのか、どうしてもボケない写真を撮れなかった。

大きさは、マダラメイガ亜科の蛾の特徴として、ツトガ科の蛾にしては大きいというのがあるが、この蛾も大きい方で、前翅長10ミリ弱ぐらいである。

種名は、調べるのに難航したが、虫ナビさんの紹介している種と同じにしか見えないので、ニセウスキオビマダラメイガとして紹介させて頂く。(他に、この蛾の情報は、インターネット上では、見つけられなかった。)

学名の登録年から分かるように、本当に最近、新種登録された種ということが分かる。

生息分布の方は、日本の本州のみのようである。

シロマダラメイガ 成虫 Euzopherodes oberleae Roesler, 1973

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

直ぐにツトガ科のマダラメイガ亜科の蛾であろうと思ったが、この亜科の蛾達は、この手の細長い系統の蛾達の中では大き目なのが多い。ゆえに、この蛾も、前翅長で10ミリぐらいあった。

種名は、シロマダラメイガではないかなと思う。

幼虫の食草は、ちょっと調べても出て来なかった。

生息分布の方も、同じく、ちょっと調べただけでは分からなかった。海外の生息分布を調べていたところ、日本からの生息報告のみ知られているとの情報を読んだ。