フタオビキヨトウ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で2センチぐらいだった。調べたところ、名前は、フタオビキヨトウではないかと思っている。

類似種に、ミヤマフタオビキヨトウやナガフタオビキヨトウが居て、見た目的に凄い大きな違いはないのだが、厳密に見ていくと、フタオビキヨトウが近いのかなといった感じである。

ところで、このフタオビキヨトウの類に共通しているのは、幼虫の食草であり、湿地に生えそうなオギやヨシやガマに依存して育つようである。

ということは、明らかに我家の庭で誕生している蛾ではない。そうした湿性植物が生えている谷地の端までは、家から4、5百メートルは離れているのではないだろうか。

ウスヅマクチバ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

前翅長で2センチぐらいであった。大きさや形からヤガ科の蛾なのではと推測できるが、所謂、腎状紋や環状紋が見えない。こうなってくると、逆に、腎状紋や環状紋が見えないヤガ科の中大型の蛾を探せばと、調べ始めたら、エグリバ亜科のウスヅマクチバがヒットして来た。少し前までは、シタバガ亜科に分類されていたことも知った。

幼虫の食草は、ネムノキとの事である。

ウスベリケンモン 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

前翅長で3センチぐらいありそうな雰囲気で、縦にも横にもとても大きな蛾に感じた。

このふっくらとした形と腎状紋の下に繋がる大きな薄色の斑を頼りに調べたところ、ウスベリケンモン亜科のウスベリケンモンという蛾だと分かった。

幼虫は、イネ科のササ類の葉を食べるという事である。