タツナミソウ Scutellaria indica

我家の庭の紅葉の古木の株元で、毎年ひっそりと咲いている植物である。

名前は、タツナミソウ。葛飾北斎が描く浮世絵の中の波頭を連想させるような花姿から命名されているとのことである。

この植物は、暖かい地方の植物であり、本州以南が生息域のようである。国外も、寒くないアジア地域には生息しているとの事である。

ちなみに、我家の庭には元々生えていたが、近隣の自然下で見たことは、今のところない。なぜ、我家のモミジの古木の株元に生えているのか、気になるところである。

ムラサキツメクサ

近隣の田園地帯を歩いていると小川沿いの土手道とかで、よく見かける。

名前は、ムラサキツメクサ。別名アカツメクサ。

ヨーロッパ原産で、日本には明治時代に入って来たと言われている。原産地でも地方によって種類があり、日本にも、色々な亜種が入って来ているものと思われる。

このムラサキツメクサは、近縁種のシロツメクサと比べると、背丈が高くなるようである。自分が見かけるムラサキツメクサ達は、高いと60センチぐらいの背丈になっていることがよくある。

種名に付くツメクサの意味は、昔、発送時の緩衝材として、このツメクサの類を詰めたところから来ているらしい。

コメツブウマゴヤシ

一昨日、コメツブツメクサの投稿をしたが、その際に似た雰囲気で、もっと葉や花が小さいのも見かけると言及した。

それが、以下のコメツブウマゴヤシである。

違いとしては、葉や花の大きさが小さいというのもあるが、こちらのコメツブウマゴヤシの方は、コメツブツメクサより茎葉に産毛が生えているとの事である。

それらが分かる写真を以下に。

さて、このコメツブウマゴヤシも、外来帰化植物で、原産はヨーロッパで、侵入は江戸時代との事である。