モッコクヒメハマキ 成虫 Eucoenogenes ancyrota (Meyrick, 1907)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長10ミリぐらいだったと思う。

種名は、モッコクヒメハマキ。

幼虫の食草は、ツバキ科モッコクとのことである。確かに、我家の庭に、モッコクらしき樹木が生えている気がする。

生息分布の方は、国内は、本州以南……九州近海をへて、沖縄本島を含む南西諸島まで。海外の方は、韓国、台湾、中国東岸、東南アジアにも生息している模様。

ムラサキツヤマガリガ 成虫 Paraclemensia caerulea (Issiki, 1957)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、全長で9ミリぐらいあったと思う。

種名は、ムラサキツヤマガリガだろうと思う。

幼虫の食草は、ツツジ科の植物。同じ日に、同じく幼虫がツツジ科の植物を食すソトシロオビナミシャクという蛾が来ていたのも、面白い偶然である。

この蛾の生息分布の方は、国内は、本州、四国、九州。日本での生息を除く、海外での生息情報には辿り着けなかった。

マガリガ科に属する蛾とのことだが、マガリガ科という科自体が聞き慣れない科である。

ソトシロオビナミシャク 成虫 Chloroclystis excisa (Butler, 1878)

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12-13ミリといったところ。数日前に見かけたアカモンナミシャクよりは、二回りぐらい小さく感じる。この形状のナミシャクとしては小さめだと感じる。

種名は、ソトシロオビナミシャク。

幼虫の食草は、ツツジ科の植物とのことである。我家の敷地内に、ツヅジ科の植物があった気はしないので、近隣の何処かのお家のツツジ類で育ち上がって来た個体と思われる。

生息分布の方は、国内は、北は北海道から南は屋久島辺りまで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。

ところで、この形状のナミシャク達を我家の外灯下で見かける時は、灯の直下と言うわけでなく、結構離れた薄暗い場所に止まっている事が多いような気がしてきた。もうちょっと、観察を続けてみようと思う。