マツモムシ 

昨日、近所の用水路にヌマエビの仲間を採捕しに行った際に網に入ってきた。

大きさは、1センチちょっと。現地でも、直ぐにマツモムシと分かったが、四方八方へと飛び跳ねる動きが速くて、その場での写真撮影は無理であった。

持ち帰って落ち着いて写真を撮ろうと思ったが、今度は水中だと英名でbackswimmer の異名を取るだけあって逆さまになってしまい、メリハリのある紋様の背中側からの写真が取れない。

こうなったら、摘んで水中から取り出して広い場所で移してみようと撮った写真が上の写真である。

特徴的な黒い眼と背中のメリハリのある紋様が、しっかりと写ったと感じている。

さて、このマツモムシ。刺されると痛いとのネット上の記事を目にする事もあるので、いつも少し警戒するが、今回は、網から取り出す時や水槽から取り出す時に指で摘む機会を敢えて持ってみた。しかし、超攻撃的な性格ではないのか、刺されはしなかった。偶然かもしれないが……。

ちなみに、近隣では、春先に、背泳ぎをする本種より明らかに小さいマツモムシを見かけていた。どうも、そちらは、コマツモムシとでも呼ばれる種のようである。

コノシタウマ 加波山 標高 600メートル近辺

週末、家族4人で近隣の山に登山に出掛けた。

登山なんかするのはいつぶりだろう?ちょっと思い出せないぐらい昔のことなのかもしれない。

標高50メートル辺りから歩き始めて、頂上の709メートルまでの間に、どんな植生の変化や昆虫層が広がっているのか、ワクワクする気持ちでいっぱいで出かけた。

当日は、最高の天気。しかし、歩けど歩けど、思いの外、昆虫達には出会えない。

道中に出会った数少ない昆虫の一つが以下の昆虫である。

大きさは、体長2センチちょっとといった感じであった。種名は、調べたところ、コノシタウマと判明。

登山道を、まさに近所で見かけるツチガエルのような角度と一歩の距離で逃げる生物を発見して追いかけたが、写真を撮る際に、カエルではなく、カマドウマの仲間かと分かった次第である。

山地性のカマドウマのようである。