昨晩、ゴミ捨てついでに、持ち歩いていた懐中電灯で、我家の庭木の一つを照らしたところ、あまりの勢いでムシャムシャ葉や花穂を喰いまくってる生物を発見。
見上げながら、直ぐに、夜空に浮かぶ見覚えあるシルエットは、カシワマイマイなんじゃないかと予想する。そして、捕まえて、写真に収めてみた。ちなみに、この幼虫が食い荒らしていた木は、シャグバーク(shag bark)かシェルバーク(shell bark)か、どちらかは分からないが、私が、ナッツから育てた北米産のクルミの仲間の木だった。
さて、このカシワマイマイは、時に大発生し、森林を食い荒らしてしまい害虫として、捉えられている事実や歴史がある。ただ、面白いのは、大量発生したこの蛾の幼虫も、成長して蛾になる前に、今度は一転、突然、一斉に死んでしまう事が起きる事があるらしい。原因は、カシワマイマイ核多角体病ウイルスというものに感染したり、カビ菌の一種で全滅してしまうらしい。
こんな事実を、キリスト教を熱心に布教してる知り合いやお友達に教えたら、神の仕業ですと格好の説法の材料に使われそうだね。
冷静に考えて、常に、このウイルスは存在していて、幼虫が大量発生してる分だけ、大量死が目に付いてるようにも考えたいが、この辺りの研究も、森林や果樹園の保護のためにも、そして、むやみな農薬散布の軽減に繋がるなら、もっともっと発展して行って欲しいな。
これからの子供達よ、理科の授業や生物の授業に興味を抱き、世の中の役に立つ研究をして行ってくださいという願いで、この投稿を締めるとする。
上の写真は、昨年の同時期に昼間に写したカシワマイマイの幼虫である。