昨日の夕方、近くの川にカワトンボの幼虫を見つける目的で、散歩がてら、子供と出かけた。
川岸の草の根元を、網でガサガサするが思いの外、カワトンボの幼虫が捕まらない。少し前までは、水際に沈んだ草の根元には、ウザるほど居たんだけど…
もう、既にトンボになちゃったのかな〜とも思い、周囲を散策してると、1匹だけ目に付いた。
ハグロトンボのオス。メスには、この写真の個体のような身体の青緑の光沢感が無いらしい。オスは、縄張りを持つらしく、この写真のように、草に止まり、ここは自分の領域・領空だと誇示しているとのことである。
続いては、幼虫の写真。幼虫の方は、1年から2年間、水中の草の根元等にしがみ付いて生活してるらしい。写真の尻尾の方に見える二股に分かれた物は、尾鰓とい器官で、水中の酸素を取り込む補助器官の役目を果たしているとのことである。写真の2匹とも、二股にしか分かれていないが、一本は欠損してしまったのであろう。そして、尾鰓は、欠損してしまっても、幼虫の水中での呼吸には支障は無いとのことである。
下の写真は、尾鰓が3本健在な幼虫の写真。