少し前に家の周りの散策をした時に撮っていた写真を一枚紹介する。
私には、樹形、赤い小さな実、葉の形から、これがコマユミ(ニシキギの枝に翼がないもの)だと直ぐに分かった。
コマユミは、私が仕事でよく出入りするつくばの国の機関の敷地内の森にもよく生えている。可愛い小さな赤い実もさる事ながら、秋には、美しく多少ピンクの混ざった赤色に紅葉して、その風情もまた魅力に感じる。
これまで、このコマユミは、学園都市つくばの元々の雑木林に生えている自生なのか、誰かが敷地内に植栽したものなのかが、私には分からなかった。(植栽するなら、安易にニシキギを選択してしまう気もするが……)
ただ、こうして私の家の周りのおそらく人が足を踏み入れることが無いような場所で、コマユミを見つけると、遠くから運ばれて、鳥の糞から発芽した可能性も有ると思うが、やはり、ニシキギ科のコマユミという落葉低木は、古来より、私達の住む地域には自生していたのかなと思いたくもなる。
この辺りのコマユミの真実も、もう少し探っていけたらなと思う。