本日の昼休み時に、少し時間があったので、散歩がてらに道端の植物を注意深く観察しながら歩いてみた。
本日のテーマは、スイバとギシギシの違いを見分けれるようになる事であった。
そして、30分ぐらいの散歩で、ギシギシと思える植物に無数に出くわした。そんな散歩中に、少し遠目に鮮やかな赤色が目立つ植物があったので、近寄って写真に撮ってみた。
以下が、その写真。
なんとなくスイバって、これじゃないのかなとの予感はしたのだが、普通なら、この後、別の場所で、撮った写真の照合が始まる。
しかし、今日は、私にしては冴えがあって、現場でこのスイバと思われる葉の先端を少しだけちぎり、口に入れて噛んでみようとの発想が生まれたのだった。
では、味は?…………酸っぱい……。レモンのような顔をしかめるような酸味では無いが、未体験の刺のない酸味をハッキリと感じる。
おそらくこのロゼットの植物は、スイバで合っているんだと思う。ただ、ギシギシ100株に対して、スイバ1株ぐらいの比率で圧倒的にギシギシが優占種になっている。
そして、この上の植物がギシギシではない事を証明するためにも、同じサイズの小さめのギシギシを捜してみた。
以下が同じサイズのギシギシの写真。
ギシギシとスイバを見比べると、明らかにスイバの葉の方が表面がツルツルしていて、葉の端の波打ち感が少ない。そして、スイバの方が、葉脈の赤みが全然強い。ギシギシの方は、葉脈が赤くなっているのは皆無に近く、せいぜい黄白色である。
因みに、ギシギシの葉をちぎって味わってみたのだが、全然酸味は感じない。それと、小片を食べるだけだと、決して不味くない。小さい葉っぱは、ベイビーリーフで行けるんじゃないかなとも思ってしまう。ただ、大きい葉っぱは、繊維感が口に残るし、軽いエグ味も感じる。
本日は、私的にはスイバとギシギシの区別が付くようになった記念すべき1日となった。