最近、仕事先で昼休に写していた写真を使い、カメムシの仲間を一種、紹介してみようと思う。
仕事先の林内の無造作に倒木が集められたスポットに居た。大きさは、1センチちょっとといったいったところで、この時期にこの姿を考えると、成体で越冬していると思われる。
見ただけで、サシガメの仲間であることは分かったが、名前は、アカシマサシガメ。もっぱら、ヤスデ類に口を差込み、栄養を吸収して生活しているサシガメのようである。
確かに、このアカシマサシガメを見つけた林内には、倒木は多く、朽木の中に色んな種類のヤスデをよく見かける。
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2020年5月6日追記
昨日の夕方、寸暇を惜しんで、庭の草取りをしていた。すると見慣れたサシガメが2匹現れた。
最初の投稿の個体と若干、胸背部の形態や翅の紋様に違いが見て取れるが、同じアカシマサシガメだと思う。
アカシマサシガメをよく見かける森と自宅との距離は、20キロメートル。長い年月の間に、地域間で個体に差異が生まれているとも考えたいが、真実は分からない。
ところで、我が家の庭に、このアカシマサシガメが餌にすると言われているヤスデの類は、そんなに居ない気がする。何を食べてるんだろう?