これも、少し日が経ってしまったが、本年11月4日に写真に撮っておいてドクガの仲間の幼虫である。
では、さてドクガ科のなんという名前のドクガの幼虫かと言うと、ゴマフリドクガの幼虫なのではと思いたくなる。ちなみに、ゴマフリドクガの成虫は、本当に近隣でよく見かけるドクガであり、過去に投稿済みである。
根拠の一つ目は、類似幼虫であるキドクガの幼虫に見られるという頭部の方から先に伸びる黒い長めの毛束が見えない事があり、また、他の類似幼虫のモンシロドクガの方は、サイドに並ぶ白い小点が、もっとクッキリと大きく見える気がする(勿論、現時点では、ネット上の比較でしかない事を認めるが……)。
根拠の二つ目は、近隣では、圧倒的にゴマフリドクガの成虫との出会いが、他のドクガ達と比べて多いという事もあり、ゴマフリドクガの可能性が高いのではという願望的推論から来ている。
このゴマフリドクガの幼虫は、多岐に渡り、色んな植物を食べれるようである。
最後に、このゴマフリドクガの生息分布は、国内は本州以南……九州近海を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、上の学名だとヒットしてこなかったので、違う種に取り込まれている可能性が思い浮かぶが、時間のある時に真相に近づきたいと考える。