ナシケンモン 成虫  Viminia rumicis (Linnaeus, 1758)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、ハッキリと記憶している。前翅長で18ミリぐらい。

種名は、ナシケンモン。

特定への決めては、前翅の後端寄りに対になっている白い小点かもしれない。

ところで、近隣の自然下で、ナシケンモンの幼虫と思しきものには、沢山出会うが、今回、初めて、ナシケンモンの成虫を特定したことになる。

さて、ナシケンモンの幼虫の食草は、多岐に渡り過ぎているようなので、ここでは割愛する。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州の屋久島辺りまで。海外の生息分布は、ヨーロッパのフランスで繁殖しているようである。動物地理学的に旧北区に満遍なく拡がっていることを期待したが、そうではない原因を今後掴んで行ければなと思う。

ニセウスキオビマダラメイガ  Acrobasis ochrifasciella (Yamanaka, 2006)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

背後の網にピントが合ってしまうのか、どうしてもボケない写真を撮れなかった。

大きさは、マダラメイガ亜科の蛾の特徴として、ツトガ科の蛾にしては大きいというのがあるが、この蛾も大きい方で、前翅長10ミリ弱ぐらいである。

種名は、調べるのに難航したが、虫ナビさんの紹介している種と同じにしか見えないので、ニセウスキオビマダラメイガとして紹介させて頂く。(他に、この蛾の情報は、インターネット上では、見つけられなかった。)

学名の登録年から分かるように、本当に最近、新種登録された種ということが分かる。

生息分布の方は、日本の本州のみのようである。

ネスジシラクモヨトウ 成虫  Apamea hampsoni  (Sugi, 1963)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、案外と小さく、前翅長15ミリぐらいしかなかったと思う。

種名はと言うと、ネスジシラクモヨトウだと思われる。

ネスジシラクモヨトウのネスジが何を意味するのか、私には分からないが、上の写真の個体はネスジシラクモヨトウで合っていると思う。

2年前の5月8日にもネスジシラクモヨトウの投稿をしているが、その投稿の個体達も、上の写真の個体とは雰囲気が違うが、ネスジシラクモヨトウなんだと思う。

幼虫の好む食草は、不明とのことである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、済州島含む韓国からの報告があるようである。