最近、近隣で見かけて写真に撮っていた蛾の一つである。
大きさは、前翅長12ミリぐらいだった。
一目見た時に、気になったのは、触角をピンと前に突き出しているところだった。というのも、ツトガ科のノメイガ亜科の蛾の気はしたが、ツトガ科の蛾達は、触角を背負ってる姿が一般的だからであった。
調べたところ、タイワンキノメイガやハラナガキマダラノメイガといった類似種もあったが、ホソバソトグロキノメイガという種であろうとの結論に至った。
そして、言及がされていることはなかったが、ホソバトグロキノメイガの紹介のサイトを見ると、私の写真のように、触角を前にピンと突き出している個体の写真が多かった気がする。
このホソバソトグロキノメイガの幼虫の食草は、突き止められていないようである。
生息分布の方は、国内は、本州での生息が確認されているようである。海外の情報には辿り着けなかった。
ちなみに、本種は学名に小種名が記載されていないが、今の所、学名未記載種ということなのであろうか。