ホソバヒメカゲロウ Micromus linearis (Hagen, 1858)

4月19日だから、少し前になるが、自宅の外灯下に来ていたヒメカゲロウのひとつを投稿してみようと思う。

3年前の3月15日に投稿済みの種であるが、その際の投稿の写真があまりにも遠くから写したピンボケのものであるので、再投稿してみようと思った次第である。

種名は、ホソバヒメカゲロウだと思われる。

大きさは、正直、正確には思い出せないのだが、体長10弱ミリぐらいだったのではと思い返す。

写真で見ても分かるが、似たようなヒメカゲロウ達と比べると、若干褐色が薄く、白っぽく見えるヒメカゲロウとの印象を持つ。(羽化したてが、この色合いで、徐々に褐色になる可能性も視野には入れておくが……)

多くの情報がネット上では出回っていない種であった。生息分布は、国内には生息しているのは確かであるが、海外の生息分布の方は、ちょっと調べただけでは、分からなかった。

アカスジヒゲブトカスミカメ Eolygus rubrolineatus (Matsumura, 1913)

約10日前に、近隣の雑木林内で見かけて写真に撮ったカメムシである。

凄い小さなカメムシだったのと、雑木林内で光量が足りていないのか、どうしても鮮明な写真を撮ることは出来なかった。

大きさは、体長6ミリぐらいだったと思う。

種名は、アカスジヒゲブトカスミカメ。赤の色合いが多い個体や、黒の色合いが多い個体や、様々なようであるが、この個体は、黒の色合いが多いようである。

ただ、目を凝らして見てみた時に、触覚の根元から第2節までが太いという特徴はシッカリと見て取れると思う。

それほど多くの情報がないカメムシの気がするが、一応、コナラやクヌギがメインの雑木林内で見かけた。

生息分布の方は、北海道から九州まで。海外の生息分布の方は、朝鮮半島には生息しているようである。

ネアカマダラメイガ 成虫 Etielloides bipartitella (Leech, 1889)

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

ちょこまかと動き回っていたので、写真がピンボケになってしまったが、種名は、ネアカマダラメイガだと思う。

前翅の後端の方が、もう少しハッキリと見える写真を以下に。

大きさは、前翅長で10ミリぐらいはあり、決して小さい印象は持たなかった。

似た種に、イタヤマダラメイガ(旧名 ナシハマキマダラメイガ)がいるが、イタヤマダラメイガの方が、下唇髭が細く尖っているようである。また、イタヤマダラメイガの方が、気温が低くなる標高が高い場所や北の方に生息しているような傾向が読み取れる。

では、本種、ネアカマダラメイガの幼虫の食草はと言うと、まだしっかりと確認されていないようである。

生息分布の方は、国内は、本州以南………対馬含む九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島には生息している模様。一方、イタヤマダラメイガは、国内は、北海道にも生息しているようである。