数日前に近隣で見かけたカミキリムシのひとつである。
大きさは、正直ハッキリとは思い出せないのだが、体長18ミリぐらいだったのではないだろうか。
よく似た近似種も含めて、たまに見かけるカミキリではあるが、上の写真の個体の種名は、リンゴカミキリであると思う。
桜の葉っぱなんかを食べるカミキリらしく、バラ科の樹木の葉が好物らしい。このカミキリの写真を撮った真上にも大きな桜の木が茂っているのを知っている。
生息分布は、国内での生息のみが知られているカミキリらしく、北海道から九州………九州は近海の島々まで生息しているようである。
近隣で見かける似たカミキリに、ソボリンゴカミキリOberea sobosana (Ohbayashi, 1956)という種がいるが、こちらは、本州から九州にかけて生息しているようで、元々は九州の山地系のカミキリとの情報があるが、このカミキリも、近隣で見かける気がする。外見状の違いは、このソボリンゴカミキリの方は、肩部まで黒い部分が伸びている点である。
以下に、最近、茨城県と栃木県の県境辺りの標高300メートル付近で見かけたソボリンゴカミキリと思われる個体の写真を貼っておく。