ヒメクロホシフタオ? 成虫 Dysaethria illotata (Christoph, 1880) 福島県 標高1100メートル

先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。

買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。

想像以上に豊かな生態系であったが、先ずはこんなのもいた。

大きさは、開張で2センチあるかないかで、小さい印象の蛾であった。

種名は、ヒメクロホシフタオと思いたいのだが、自信がないのも認める。中々、種の同定が難しい亜科のようである。

幼虫の食草は、不明と紹介されている事が殆どだったが、似た種のクロホシフタオの幼虫の食草は、ガマズミと紹介されている方もいた。この蛾がいた場所にガマズミがあったかは気が付けなかったが、同じガマズミ属のオオカメノキなら、いっぱい生えてはいた。

この蛾の生息分布は、北海道から九州までと紹介されていたりするが、国外ではシベリアとの紹介があったり、気温が高めの地域では、当然標高の高いところで見られる蛾の予想は立つ蛾である。

キトガリヒメシャク 成虫 Scopula emissaria lactea (Butler, 1879)

最近、近隣で、この蛾を見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、開張サイズで、15ミリぐらい。

種名は、キトガリヒメシャク。初めて見るヒメシャクである。

さて、この蛾の分布を調べようと、学名でネット検索したところ、情報がほとんど出て来ず、代わりに、Scopula emissaria (Walker, 1861)という蛾の、シノニム(学名違いの同一種)として、現在扱われている可能性を感じた。

ちなみに、同一種とされるScopula emissaria (Walker, 1861)の生息分布は、直ぐにネット上でヒットしてきて、インド南部、スリランカ、タイ南部、オーストラリア北部、カンボジア………そして、台湾、中国東岸、韓国、日本といったような環太平洋の左半分みたいなイメージである。

幼虫の食草は、ちょっと分からなかったが、暖かい地域で育つものなのは間違い無いのかなと推測する。

クロイロコウガイビル 捕食中 Bipalium fuscatum (Stimpson, 1857)2

我家の庭で、毎年、クロイロコウガイビルには出会うが、先日、ちょうど何かを捕食中の個体に出会った。

何となく捕食されているものも想像は付いたが、確かめるために、棒で突くと、結構な速さで、その場を後にしたが、食べられていたのは、以下の生物であった。

想像していた通り、小さなカタツムリであった。

ここで気が付いたのは、クロイロコウガイビルの口は、真ん中より少し後ろだったのと、飲み込むというよりは、溶かして養分を吸収する系かという事であった。

餌があるから集まる生物達………殆どの人が目を向けず、気が付かないだけで、自然下には、生態系がある。そして、常に変化している。