アオヒゲナガトビケラ

何か投稿出来そうな写真はないか過去の写真を振り返る中、以下の昆虫の写真を見つけた。

写真は、かなりボケているが、見つけた時には、この見慣れない姿がとても印象に残ったのは覚えている。

撮影は、昨年の8月である。近所の小川の近くで見つけた。当時、カギ状の危険そうな腕と長い触角が印象に残ったのは、覚えている。が、その時には、種には辿り着くことは出来なかった。

そして、先ほど、再度調べたところ、初夏から秋にかけて水辺周りでよく見られる一般種のアオヒゲナガトビケラという種である事が分かった。大きさは、触角を入れずに、1センチぐらいとの事である。随分前の事なので、大きさのハッキリとした記憶は残っていないが、こんなピンボケの写真しか残せなかった事を思うと、凄い小さかったんだと思われる。

私は初めて見た昆虫であったが、普通種という事なので、また見つけて、ピンボケしてない写真が撮れればなと思う。

ツヤキベリアオゴミムシ

何か投稿出来そうなものがないか過去の撮り溜めた写真を振り返っていたら、コイツはもしかしてという種の写真を見つけたので、投稿してみる。

撮影年月日は、昨年の7月19日となっている。近隣でよく見る青(緑)光りするゴミムシの一種かと思い、適当に写真を撮り、リリースしてしまった個体である。ゆえに、ピントを合わせる情熱が持てなかったのか、ボケた写真しかなかった。

ただ、これって、環境省のレッドデータでも絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されていて、ゴミムシ・ハンター達に追い求められているツヤキベリアオゴミムシではないかと思うようになった。

過去に、同じような種で、ヒメキベリアオゴミムシという種も見つけているが、こちらはサイズがずっと小さく上翅の周りのキベリもずっと細い。他には、コキベリアオゴミムシは、上翅のキベリの太さは、似ているが、上翅にこんなに筋が目立たず、光沢も産毛で艶消しになっていたような記憶がある。

そうなって来ると、ピンボケのの写真だが、上翅の溝の感じと太いキベリ(黄縁)と上翅の艶やかな光沢感から、ツヤキベリアオゴミムシなのかなと思いたい。

とにかく、家からそれほど遠くない場所で見つけたし、当然、場所もしっかりと覚えているので、夏になったら、また探しに行こうと思う。

見つけたら、今度は、ピントの合った写真を撮るぞ。(今回の写真の個体がコキベリアオゴミムシだったら、すみません。)

キセルガイの一種 ナミギセル?

先ず最初に、近隣でキセルガイの仲間には滅多に出会えない。小さいものから大きいものまでカタツムリの仲間やオカチョウジガイの仲間にはよく出逢えるが、キセルガイは、ほとんど見た事がない。

数年前に、一回、近隣でひっくり返したコンパネの下に大きめのキセルガイの穴の空いた風化した貝殻を見つけたのと、これも近隣の雑木林で、腐った倒木をひっくり返した時に、割れ目の奥の奥に生体を1匹だけ見つけた事があるだけである。倒木をひっくり返しすと、極小のカタツムリは沢山いるケースがあるが、近隣でキセルガイにはほとんど出会えない。

ただ、自宅から目と鼻の先の学校の体育館の傍に確実にいる事が分かった。見つけてくれたのは、小学校に通う娘で、「お父さん、カタツムリ見つけた!」と持ってきてくれたのであった。直ぐにしっかり観察出来ない事情があったので、一旦ポケットに忍ばせて、家まで持ち帰った。死んだ殻だけだと思っていたので、躊躇なくポケットに入れた。

ただ、家に着く頃には、当然、ポケットに入れたキセルガイの事など忘れ、脱いだズボンの上を歩き、踏んづけてしまったのであった。

咄嗟に、観察したかったキセルガイの殻を踏んだと気が付き、しまったと思ったが、踏んだ感触がパリパリではなく、グシャグシャである事にも気が付いた。同時に、もしかして生体だったんだなと気が付き、ポケットから取り出すと、やはり、割れた殻に絡み付く軟体が見て取れた。キセルガイさん、お許しを。南無阿弥陀。

後日、その体育館周りを簡単に探索すると、比較的簡単に、キセルガイを見つける事ができた。今度は、確実に殻だけである事を確認し、その場で写真に撮った。撮ったものは、以下の写真である。

ここのキセルガイは、殻高は、2センチぐらいだと覚えている。ちなみに、日本にキセルガイは、150種ぐらい居て殆ど全てが右巻きとの事である。(カタツムリ含め巻貝は、ほぼ右巻きであるが……)

娘と散歩すると、私より遥かに地面にいるカタツムリの類を見つけてくれる。娘に、「どうして、そんなに見つけれるんだ?」と率直な疑問を投げかけると、娘曰く……即答で…「背が低く、目線が低いから大人より見つけれる。」との事である。

小学校低学年なのに、冷静に分析しているなと感心する。