ニホンアカガエル

近隣の里山で、時々アカガエルの成体を見かけたり、春先には卵塊を見つけたりすることがあるのだが、それらが、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、これまで正直ちゃんと確認したことがなかった。

ゆえに、出会った時には、ちゃんとどっちなのか確認してみようと思っていてのだが、ここのところ、数カ所で、ふと彼ら彼女らに出会うことが出来た。

1回目は、家から車で8分ぐらいのところにある休田を蓮田にリニューアルしたと思われる里山の一画で見かけた。

この時は、捕獲出来ずに、アカガエルなのかヤマアカガエルなのか確認は出来なかったのだが、自宅から比較的直ぐの場所に確実にアカガエルの仲間が生息している事が確証出来て、凄く満足な気持ちになった。

次は、家からは25キロぐらいはあるが、仕事の昼休みに立ち寄ったスーパーの駐車場横の森に居た。スーパーが有るだけあって、住宅地も隣接している。

今まで、近隣でアカガエルの類を見かける場所は、少し高低差がある谷地の湧水だったり、やはり湧水が元になっている池の近くの森林だったりといった具合だった。

ただ、今回は、平坦な土地の森林も疎にしかない地区での遭遇であった。その時は、写真に撮ったが、色は濃い目のニホンアカガエルであった。以下が、その時の写真である。

最後は、先週末、最初にアカガエルを数匹見かけた蓮田からそんなに遠くない森林の中で出会った。

その時は、偶然に捕虫網を持っていたので、容易く捕まえて、写真に撮ってみた。その時の写真が以下である。まさにニホンアカガエルといったような綺麗な色合いの個体であった。

とにかく、そんなに頻繁に出会えるわけではないが、家からそんなに遠くない場所に、ニホンアカガエルの確実な生息地を見つけれたのは、私の中では、とても嬉しい出来事であった。

最後にオマケだが、家の庭でも最近、アカガエルに遭遇した。一昔前に、春先に近隣でアカガエルの卵塊を見つけると少し持って帰って来て、オタマジャクシを育てた時代があったが、その中には、ニホンアカガエルの卵塊だけでなく、ヤマアカガエルの卵塊も含まれていたのか、ここの所、庭で遭遇するのは、ヤマアカガエルばかりな気がする。

今年も、1月の終わりから4月まで、それぞれ違う睡蓮鉢に3回の産卵があったが、全部がヤマアカガエルの卵塊であったのかは、分からない。また、上陸直後の赤ちゃんガエルを見ても、私には、ニホンアカガエルの赤ちゃんなのかヤマアカガエルの赤ちゃんなのか区別できない。

以下が、最近我が家の庭に現れたヤマアカガエルである。毎年、上陸する側から、待ち構えたアオダイショウに食べられてしまうのだが、なんとか生き残った個体であればと思う。

キムネクマバチ

子供の頃より馴染みの深い蜂である。

毎年、花壇や自然下の花に集まるこの蜂をかなりの頻度で見てきている。たまに写真に撮ろうと試みるのだが、意外と近付くと逃げる。

今回も、ダメ元でスマホカメラのシャッターを押してみたのだが、思った以上に使えそうな写真だったので、キムネクマバチの投稿をしてみる。

先ずは、体長2,5センチぐらいのこの丸く見える蜂は、子供の頃よりクマンバチと呼んで、親しんできた。親しんできたというよりは、大きさと翅音から、刺されるとヤバイという風に恐れられて来たと言った方が良いかもしれない。

その後、スズメバチやアシナガバチと違い、自ら攻撃や威嚇をするタイプではない温厚な蜂であるとの知識を持ち合わせたのは、個人的にいつ頃のことであったであろうか?正直思い出せない。

まぁ、実際のところ、花の蜜を餌にしている温厚な蜂である。ただ、多くの温厚な蜂にも共通していることだが、余りにも無茶をやるとメス(攻撃的なハチも刺すのはメス)には刺されるようである。

そして、日本全国どの地域でも、この蜂の知名度はちゃんとあり、名前もある程度クマンバチと共通の名で呼ばれているのではないであろうか。この事からも、人間に広く親しまれてきた昆虫であると結び付けたくもなる。

また、大きな体の割に小さな翅で、どうやって飛べるんだと過去に議論の飛び交った蜂のようである。

取り敢えず、世の中には、未だに刺されるとヤバイ黒い大きな蜂と、クマンバチのことを誤解している人達もいるのではと思う。もし、殺虫剤で殺されそうになっていたら、危なくない蜂だと教えてあげるようにしよう。

虫も人間も偏見で殺されてしまったら、いたたまれない。

ウスベニスジヒメシャク 成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、25〜30ミリの間だったのではないであろうか。

凄く似た種類に、コベニスジヒメシャク、フトベニスジヒメシャクが居るのだが、この写真の個体をウスベニスジヒメシャクと断定した理由は、外横線(写真だと太い茶色の線の下の細い筋のような線)の形状である。この線のちょうど後翅の部分の真ん中辺りが決め手である。他の2種は、この部分が、後翅外縁の出っ張りの尖った箇所と呼応するように尖っているのだが、ウスベニスジヒメシャクと言われる種のその部分は尖らず滑らかなものが多いとのことである。

ここを注目して上の写真の個体を眺めると、全然尖ってないのである。

ゆえに、ウスベニヒメシャクと断定したのだが、それ以外の相違点は見つけれていないのも事実である。

ただ、秋になると近隣の自然下では、ベニスジヒメシャクという少し似た蛾も登場してくるが、こちらの蛾は、明らかに違うということが一眼で分かる蛾である。

さて、このウスベニスジヒメシャクの幼虫の食草はと言えば、似た他の種と同様にタデ科の植物との事である。タデ科の植物も多々あるが、何が一番好みなのであろうと気になるところである。