キマワリ

先週末、庭で黒い甲虫を発見。なんとかして、写真に収めようと試みるが、予想通り動きが速い。中々止まってくれない。

そんな中、少し鮮明に撮れたかなというのが下の一枚。

初めて名前を知ったけど、キマワリというらしい。幼虫の時は、朽木の中で過ごしてるらしい。まさに、ミルワームみたいな幼虫の姿で。

成虫は、興奮すると臭い物質を出すらしい。まだ、自身の五感で確認はしていない。

ひとつ甲虫の名前を覚えた6月の昼下がり。(写真を拡大して分かった事だが、足に付いてる茶色い粒は何だろう)

クワゴマダラヒトリ

庭で撮った写真のうち、マイマイガの幼虫だと思い写真に収めていたものが、マイマイガの幼虫では無く、クワゴマダラヒトリの幼虫であろうと思うに至ったので、ここにクワゴマダラヒトリの簡単な特徴とその写真をアップしておくことにする。

写真は、6月1日に撮られたもの。幼虫が食べているのはキクイモの葉。

さて、このクワゴマダラヒトリの幼虫は、かなり広く多種の樹木や草本を餌に選べるらしい。ゆえに、栗やミカンの果樹園等では、厄介な毛虫に思われているはず。

ただ、成虫が産卵に選ぶ樹木は、カラスサンショウ、ニセアカシア、アカメガシワ他、数種類に限定されているようである。ゆえに、食害対策としては、被対策場所の近くに、これらの樹木を生やさない事かもしれない。

我家の発生源(今シーズン、見かけた幼虫は1匹だけだが)は、勝手に生えて来るアカメガシワなのかな。

私が、マイマイ蛾の中齢幼虫とこのクワゴマダラヒトリの終齢幼虫とを混同した様に、幼虫の成長ステージによっては、結構雰囲気が似ていると思う。しかし、マイマイガの幼虫の方は、終齢になると10センチを超える様なかなり大型の幼虫になり、色も灰色が強く(身体の成長の分、毛束と毛束との間が空き、地肌の色が強調されるようになったのかな?)少し雰囲気が変わる。

以上。

トクサオカチョウジガイ

数年前から、庭に凄く微小な貝の死骸というか貝殻が落ちている事に気付いてはいた。

水生の生き物を飼っているタライや水槽の水を捨てた時にでも、何か淡水の巻貝の子供とかも一緒に流し捨てたものが干からびちゃったんだぐらいに思っていた。カワニナの子供とか。

でも、待てよ。陸生貝って言葉も耳にしたことが有るし、その可能性はないのかなと思い、調べたところ、やはり陸生貝の一種だった。

日本で種の存在が、7、8種類知られているオカチョウジガイの1種である事は、間違いない。名前は、憶測に過ぎないが、トクサオカチョウジガイなのではと思う。

理由は、殻の表面がザラザラ(砥草)している気がするのと、トクサオカチョウジガイとして紹介されてる写真に似ている気がする。ただ、それ以外のオカチョウジガイの画像なんかは、ネット上でほとんど出てこないのも事実。

一応、トクサオカチョウジガイとホソオカチョウジガイの2種は、外来種と思われていて、元々は南方のインドネシアとかから持ち込まれたものが繁殖してるらしい。ただ、いつ頃持ち込まれた等の情報も見つけられない。

庭のコンクリート破片の下にいたのは、こんな極小貝達。

一緒に写っているダンゴムシ達も子供が多いが、大きさの比較対象の参考にでもなればと思う。大きくても、5ミリぐらいの微小の陸生貝。中央の1匹だけ、体や角を出しているのが見て取れる。

さて、ここで面白い事実を突き止めた。この貝が居た周辺の地面上に有る様々な大型の物を動かしてみるんだが、同じ貝は見つからない。

単純にコンクリートが好き?と思い、庭に所々に無造作に置いてあるコンクリート片(庭の土を掘ってる時に、結構土中から出没して、捨て場所に困ってるもの)をひっくり返すと、少し湿った場所なら確実に居る事を突き止めた。

コンクリートから滲み出るアルカリ成分(カルシウム)が、生育上(殻の維持等)必要なのかな。

うーん 🤔。とにかく、カタツムリって、昔と比べると見なくなったね〜