ヒメキンミズヒキ

最近、近隣の雑木林で、ふと目に止まった。

そろそろ、一般的な赤い小花を咲かせる所謂ミズヒキの開花も目立ち始めたが、この黄色のミズヒキも数は少ないけど存在する。

花数の疎さと花茎の細さから、ただのキンミズヒキではなくヒメキンミズヒキなのではと思うのだが、どうなのであろう。

葉の形は、ヒメキンミズヒキの特徴である丸っこい葉には見えず、少し先尖りの葉も多いが、よく写真を見ると葉先が丸い葉も見て取れる。

この植物も、なんとも繊細で日本人好みの風流さを感じさせてくれる植物の気がする。

もし、我家の庭に植栽するとしたら、何処にどれぐらいの株数を植えれば良いのであろうかとの、私的には、幸福な空想の時間をもたらしてくれる植物である。

でも、そんな気持ちになれない、余裕の無い日もある。

オオフタオビドロバチ

本日の朝の散歩中に見かけて、写真に撮っていた。

結構大きく、黒と黄色の典型的な蜂紋様だが、攻撃的なスズメバチ科のハチでないことは、現場でも分かった。

動き回ってばかりで、一時も止まってくれなかったので、ピンボケの写真しかないが、折角なので投稿する。

名前は、オオフタオビドロバチかと思う。現場で正確な大きさを把握する余裕が無かったが、体長は、2センチぐらいのハチとのことである。

カミキリムシが開けた穴や、竹筒を巣に利用し、メイガやハマキガの幼虫をその巣穴に持ち込み、幼虫を育てる習性を持っている蜂である。

以上。

ヒヨドリバナ

7月の終わり辺りから、この白い花を咲かせる植物を限られた雑木林で見かけるようになった。

名前は、ヒヨドリバナというらしい。直射がガンガン当たる場所では見かける事はなく、ちょっと日射しも入る雑木林の中で、所々まとまって咲いている感じである。

続いて、同じ日に殆ど同じ場所に咲いていたヒヨドリバナである。

こちらの個体は、葉に着目してもらいたいのだが、葉脈のところが黄化している。

今回、このヒヨドリバナを投稿するために、ネットを使い調べた副産物として、このヒヨドリバナの葉の黄化の原因にたどり着く事が出来た事がある。

原因は、コナジラミという昆虫が媒介するジェミニウイルスというウイルスが起因しているとのことである。このジェミニウイルスは、古くは万葉集に孝謙天皇がヒヨドリバナの黄葉を詠っていると思われる和歌が存在することから、昔よりヒヨドリバナに寄生していた事が知られている。

そして、研究で、このジェミニウイルスに冒されたヒヨドリバナは、だんだんと小さくなり、光合成に役立つ葉も少なくなり、衰退して死んでいくと言われている。ただ、今もヒヨドリバナは見かける事が出来るし、ジェミニウイルスの圧勝という具合には行っていないのである。

この理由には、ウイルスが生存していくためには、寄主となる植物が全滅する事は、ウイルスが望んでいないとかいう説も興味深いと思った。また、多年草のヒヨドリバナの根には、ウイルスは残るが、産出される種には入り込めないとの事も関係しているのかもしれない。

また、日向で元気良く光合成をしている強い個体では、ウイルスの力は弱まってしまいウイルスが力を発揮出来ないとの事である。この辺りが、ヒヨドリバナが、ジェミニウイルスに負けないで共存して来れている原因のひとつなのかもしれない。

ただ、近隣で、このヒヨドリバナが日射しの強い日向で咲いているのを見た覚えがない。いつも、少し明るい雑木林の中とかである。

この現象にも、何か確実に理由があるに違いないと思う。ヒヨドリバナとジェミニウイルスの攻防含め、近隣でヒヨドリバナと出会うのが楽しみになって来た。

花が咲いている時期しか、私には見分けられないだろうが、今度は、どこの雑木林で出逢えるのかな。