ナミガタシロナミシャク 成虫

数日前に、近隣の雑木林で見つけて写真に撮っていた蛾である。

名前は、ナミガタシロナミシャク。大きさは、開張サイズで、35ミリぐらいあった気がする。

幼虫の食草は、ツタと書かれている投稿が多かったが、これはちょっと笑ってしまった。だって、ツタって色々あるぞと思ったからである。

おそらく、私の推測だが、ブドウ科のツタ植物のどれか(例えば、ナツヅタ)か、またはブドウ科のツタ植物全般を、幼虫は食草としているんだと思う。

確かにこの蛾がいた近辺にノブドウかエビヅルみたいなツタ植物も目に入った。

ネット上では、宮城県のレッドデータで、準絶滅危惧種に指定されているとの情報も目にした。

シロジマエダシャク  成虫

最近、近隣の雑木林で飛翔が確認出来るシャクガの仲間である。

名前は、シロジマエダシャク。大きさは、開張サイズで4センチ前後。

幼虫の食草は、モチノキ他、モチノキ科の植物との事である。

このシロジマエダシャクが見れる雑木林内でも、居る場所には偏りが有る。モチノキっぽい樹木は、雑木林内に平均して生えている気がするのだが……

さて、このシロジマエダシャクを見てて思ったのは、飛翔している時に、背後が透けた感じで薄いグレー色が目に付く蛾である。

あと、偶然かもしれないが、人の気配に気が付き逃避行動をとる時に、地べた近くには止まらない。高さ1メートル以上とかにある樹木の葉っぱ、もしくは下草の高い位置を逃げ渡るように見える。

私の個人的な主観かもしれないが、今の暑い時期には、涼しげな色合いの蛾のような気がする。

ツマオビアツバ  成虫

今晩も、家の外灯に集まる虫たちを観察してみるかと外に出ると、こんな蛾が目に飛び込んできた。

飛び立たせないように慎重に近付き、写真に撮ってみた。

いとも簡単に、種名はツマオビアツバと判明。

前翅長で20ミリ弱ぐらいのサイズの蛾であった。

幼虫の食草はと言うと、ツガとかマツとかスギといった針葉樹の葉との事である。それらは、我家の庭には無いので、ちょっとした冒険の末に、我家の外灯下に辿り着いたものと推測できる。

どの辺りから飛んで来たんだろうと思いを巡らせてしまう。