オオフタオビドロバチ

本日の朝の散歩中に見かけて、写真に撮っていた。

結構大きく、黒と黄色の典型的な蜂紋様だが、攻撃的なスズメバチ科のハチでないことは、現場でも分かった。

動き回ってばかりで、一時も止まってくれなかったので、ピンボケの写真しかないが、折角なので投稿する。

名前は、オオフタオビドロバチかと思う。現場で正確な大きさを把握する余裕が無かったが、体長は、2センチぐらいのハチとのことである。

カミキリムシが開けた穴や、竹筒を巣に利用し、メイガやハマキガの幼虫をその巣穴に持ち込み、幼虫を育てる習性を持っている蜂である。

以上。

ヒヨドリバナ

7月の終わり辺りから、この白い花を咲かせる植物を限られた雑木林で見かけるようになった。

名前は、ヒヨドリバナというらしい。直射がガンガン当たる場所では見かける事はなく、ちょっと日射しも入る雑木林の中で、所々まとまって咲いている感じである。

続いて、同じ日に殆ど同じ場所に咲いていたヒヨドリバナである。

こちらの個体は、葉に着目してもらいたいのだが、葉脈のところが黄化している。

今回、このヒヨドリバナを投稿するために、ネットを使い調べた副産物として、このヒヨドリバナの葉の黄化の原因にたどり着く事が出来た事がある。

原因は、コナジラミという昆虫が媒介するジェミニウイルスというウイルスが起因しているとのことである。このジェミニウイルスは、古くは万葉集に孝謙天皇がヒヨドリバナの黄葉を詠っていると思われる和歌が存在することから、昔よりヒヨドリバナに寄生していた事が知られている。

そして、研究で、このジェミニウイルスに冒されたヒヨドリバナは、だんだんと小さくなり、光合成に役立つ葉も少なくなり、衰退して死んでいくと言われている。ただ、今もヒヨドリバナは見かける事が出来るし、ジェミニウイルスの圧勝という具合には行っていないのである。

この理由には、ウイルスが生存していくためには、寄主となる植物が全滅する事は、ウイルスが望んでいないとかいう説も興味深いと思った。また、多年草のヒヨドリバナの根には、ウイルスは残るが、産出される種には入り込めないとの事も関係しているのかもしれない。

また、日向で元気良く光合成をしている強い個体では、ウイルスの力は弱まってしまいウイルスが力を発揮出来ないとの事である。この辺りが、ヒヨドリバナが、ジェミニウイルスに負けないで共存して来れている原因のひとつなのかもしれない。

ただ、近隣で、このヒヨドリバナが日射しの強い日向で咲いているのを見た覚えがない。いつも、少し明るい雑木林の中とかである。

この現象にも、何か確実に理由があるに違いないと思う。ヒヨドリバナとジェミニウイルスの攻防含め、近隣でヒヨドリバナと出会うのが楽しみになって来た。

花が咲いている時期しか、私には見分けられないだろうが、今度は、どこの雑木林で出逢えるのかな。

オオトビスジエダシャク 成虫

先程、約一年前の写真を見返して、オナガアゲハの投稿をしたが、同じ日に同じ里山で撮っていた蛾の写真も、投稿出来るなと感じた。

あれから1年……当時は種に行きつくキッカケさえ見つけられなかったが、今では特徴の要所を掴むことで、種の同定へと近づくスピードと精度が格段と上がってきている気がする。

昨年、8月3日に近所の里山で写し、迷宮入りになっていた蛾の写真は以下である。

名前は、オオトビスジエダシャクなのではと思う。大きさは、開張サイズで4センチを少し超えるぐらいだと思う。遠い過去の記憶だが、この当時、開張で2センチ程度の蛾など種に行き着けるわけがないと、鼻っから写真になんか撮っていなかった。要は、それなりの大きさがある蛾しか写真に撮っていなかった。

同定の決め手は、先ず、色合い。色合いは、灰白色のキーワードを使った。次に、この上の写真で見分けに使えると思った箇所は、翅の外縁のふさふさした毛の手前が、ノコギリの歯のようにかなりデコボコして見える。もう一つの区別に使えそうな箇所は、上翅のハッキリした中横線の中央辺りのWにも見える焦げ茶の小さな紋様であった。

さて、このオオトビスジエダシャクの幼虫の食草は、あまりに多岐に渡っているようなので、ここで列挙することは割愛する。