二日目に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、全翅長15ミリぐらいだったであろうか。
イラガ科の蛾だろうなとの予測はつき調べたところ、イラガの成虫だと分かった。
それなら投稿済みであろうと、過去の投稿を調べると、イラガの幼虫の投稿はあったものの、成虫の投稿は未投稿のようであった。
幼虫の食草は、柿に始まり幅広い。
イラガの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ロシア沿海州、朝鮮半島、中国東部全般に生息しているようである。
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二日目に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、全翅長15ミリぐらいだったであろうか。
イラガ科の蛾だろうなとの予測はつき調べたところ、イラガの成虫だと分かった。
それなら投稿済みであろうと、過去の投稿を調べると、イラガの幼虫の投稿はあったものの、成虫の投稿は未投稿のようであった。
幼虫の食草は、柿に始まり幅広い。
イラガの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ロシア沿海州、朝鮮半島、中国東部全般に生息しているようである。
昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
前翅長8ミリぐらいのとても小さい蛾である。
なんとなくテングイラガの一種の気がする。テングイラガの名の由来となる頭部(鼻)の辺りが見て取れる写真を以下に。
さて、種名は何であろうと考えたのだが、先日投稿したキマダラテングイラガと比べると、明らかに濃い紋様のパートの色合いが濃く黒っぽい。
ちょっと無責任かもしれないが、今回は、この理由だけで、上の写真の個体をクロフテングイラガとして紹介させてもらった。
ちなみに、クロフテングイラガとキマダラテングイラガの違いは、厳密には交尾器を見て判断出来るものとの情報を読んだが、実際に、ネット上に無数あるテングイラガ達の投稿をした方々が、それをしているとは思えない。
ところで、元々存在していたテングイラガという種が、2016年に、キマダラテングイラガとクロフテングイラガに2分されたらしいのだが、流れ的には、テングイラガからキマダラテングイラガが新種独立して、元々のテングイラガの方は、種名をクロフテングイラガに変更したとのことである。
これが、2016年にクロフテングイラガの種名に変わったものの、学名は変わらず、登録年も1885年となっていることの説明になるかもしれない。
昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。
大きさは、体長で1センチぐらいのとても小さい蛾である。
光源を当てているので、黄色が鮮やかに映るが、弱い光の中での肉眼だと、もうちょっと茶色がかった印象である。
種名は、キマダラテングイラガ。テングが種名に付く謂れは、頭部の形が天狗の鼻みたいに少し飛び出して反り返るところから来ているらしい。(上の写真だと辛うじてその特徴を掴める感じである。)
学名の登録年が2016年となっているが、これは、元々テングイラガという種だったところから、キマダラテングイラガという名で新種を独立させた経緯(もう一種、ウスイロテングイラガも新種独立)による。一方、元々のテングイラガは、クロフテングイラガという名前に変わったとのことである。
今回は、羽化したてで紋様が擦れてなくハッキリしていたので、種名に繋がったが、擦り切れた個体だと、今まで、なかなか種を特定するのが難しいと感じていた蛾である。
ちなみに、キマダラテングイラガの幼虫は、他のイラガ(テングイラガの仲間除く)の幼虫達とは間違いようのない姿をしているような気がする。