クビワシャチホコ 幼虫 成虫

少し前に、庭のモミジの木に付いているのを発見。おそらく、クビワシャチホコの幼虫と思われる。もし、違ったとしても、殆ど知名度のないシャチホコ蛾の一種である事は間違い無く、種が大きく外れることは無いと思う。

クビワシャチホコの好む食草樹は、カエデ類との事である。

写真のクビワシャチホコと思われる幼虫の横のラインが、赤いのと黄色いのと、2匹写っているが、現段階では個体差なのかなと思うと答えておくことにする。


2019年9月16日

本当にクビワシャチホコの幼虫なのか、少し自信が無くなる自分が居る事を認める。

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2020年4月22日追記

暫く紛失中であった安田守さん著のイモムシハンドブックなる本が出て来て、これがクビワシャチホコかという写真を見て、クビワシャチホコがどんなものか分かった。

結果、私が自宅で見つけて写真に撮っていたものが、まさにそのものであった。

シャチホコガらしく鎌首を持ち上げている。

上の最初の写真の幼虫が大きく育つと、下のクビワシャチホコになるのか自信はないが、もし、今年も庭のモミジの木に見つけたら、余裕があれば、育ててみようと思う。

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2020年9月24日追記

過去の写真を整理していて、我家の外灯下で撮ったクビワシャチホコの成虫の写真が数枚見つかったので、成虫の写真の投稿をしてみる。

我家の外灯下に来る蛾としてはかなり大きい方で前翅長で4センチはある。

うちに沢山植っているモミジが好きなのか、今年になって家の外灯下に集まる昆虫達を観察するようになってからは、3週期ぐらいは回っている気がする。

最後に少し違う角度からの写真をアップしてみる。

シャチホコガ(幼虫)

我家の庭で、この奇妙な蛾の幼虫を発見したのは、去年の7月の事だった。ゆえに、約一年経ての投稿となる。

この奇妙な虫を実際に見たのは初めてだった気がするが、これまでの人生を生きてきた知識で、シャチホコガと呼ばれる蛾の幼虫なんだろうなという事は想像が付いていた。

名古屋城とかの天守閣の屋根の両端に乗っかってるシャチホコに似ている事からシャチホコガという名前が由来しているんだろうという事は、容易に想像が付くけど、シャチホコというものを知らない人も居るかなと思い書いてみた。

ところで、この写真に写ってるような体勢は、この蛾の幼虫がビックリしてる状態の時なのかな。だって、こんなに仰け反っていたら、葉っぱが食べられないと思った。案の上、葉っぱを食べる時は、上半身の方は、もっと真っ直ぐに伸びる事が、他の方の画像とかを拝見してるうちに分かった。

胸部から、とても長い手足が伸びているのも、他の蛾の幼虫とは随分違う気がする。

好む食餌樹は、クヌギ、ハンノキ、ウメ、サクラ、ケヤキ、カエデ等、幅広いとのことである。ちなみに、我家で見つけたシャチホコガが居た木は、結構大きく育った京の秋というモミジの園芸品種だったね。