アトモンミズメイガ 成虫 Nymphicula saigusai Yoshiyasu, 1980

二日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

とても小さかった印象である。大きさは、開張13ミリ行かないぐらいだった。

触角を背負っていて、この雰囲気だとツトガ科の蛾であろうとの予測はついたが、ツトガ科の蛾の中でも小さい方だと感じた。

種名はと言うと、アトモンミズメイガである。

そして、ノメイガ亜科に属する蛾と思いそうになった時に、ミズメイガ亜科という亜科が存在する事を知った。元々は、N. blandialis(WALKER)としてアジアに広く分布している蛾として認識されていたが、更に細分化され、スリランカをタイプ・オリジナルとする種とは枝分かれしたようである。

幼虫の食草は、ツボミゴケとのことである。早速、ツボミゴケってどんなコケだろう調べるが、いまいち「あれかー」と言う風には繋がらなかった。

また、ミズメイガの仲間ではあるが、幼虫は水棲ではなく、本種は陸生である。なお、日本にいるミズメイガの仲間では、一番北にまで進出できている種のようでもある。

これからの季節、近隣では、マダラミズメイガという蛾が、よく見られるようになってくる。

キオビミズメイガ 成虫 Potamomusa midas (Butler, 1881)

最近、近隣で、この蛾の写真を撮っていた。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったであろうか。うーん、正直思い出せない。

種名の方は、キオビミズメイガ。

キオビミズメイガの幼虫の食草は、ミズメイガと種名に付くだけあって、流水中のコケ類である。

国内では、本州から九州辺りまで生息している蛾のようである。海外では、韓国からの生息報告が群を抜いて目立つ。

この蛾がいた場所から50メートルぐらい歩くと、流れのある用水路は存在する。そういう環境で育ちあがってくるのであろうか。

ちなみに、もう少し暑くなってくると、ヒメマダラミズメイガという同じミズメイガ亜科の蛾が近隣では目立つようにはなる。着実に夏が近づいてきている。