ナシケンモン 成虫  Viminia rumicis (Linnaeus, 1758)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、ハッキリと記憶している。前翅長で18ミリぐらい。

種名は、ナシケンモン。

特定への決めては、前翅の後端寄りに対になっている白い小点かもしれない。

ところで、近隣の自然下で、ナシケンモンの幼虫と思しきものには、沢山出会うが、今回、初めて、ナシケンモンの成虫を特定したことになる。

さて、ナシケンモンの幼虫の食草は、多岐に渡り過ぎているようなので、ここでは割愛する。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州の屋久島辺りまで。海外の生息分布は、ヨーロッパのフランスで繁殖しているようである。動物地理学的に旧北区に満遍なく拡がっていることを期待したが、そうではない原因を今後掴んで行ければなと思う。