ヒメジョウカイ Lycocerus japonicus (Kiesenwetter, 1875)

先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。

買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。

想像以上に豊かな生態系であったが、先ずはこんなのもいた。

大きさは、体長12ミリぐらいだったと思う。

平地にある我家の近所では、数種のジョウカイボンをよく見かける事により、とても馴染みのある昆虫であるが、標高の高いところにもジョウカイボンの仲間が生息しているのかという事が分かり、それだけでも大きな収穫であった。

種名を調べたところ、ヒメジョウカイという種だと分かった。

国内での分布は、北海道から九州辺りまでとのことである。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。一応、このジョウカイボンの学名には、japonicus と入っており、日本に特化している昆虫の可能性も感じる。

マルムネジョウカイ? Prothemus ciusianus

最近、近隣で、このジョウカイボンの一種を見かけて、写真に撮っていた。

体長13ミリぐらいだったのではないだろうか。少し離れた小川沿いでは、極々一般的なジョウカイボンが、かなりの数飛び回っていたので、一瞬、また同じジョウカイボンかとスルーしそうであったが、「大きさが小さいぞ」と気になった。

そこで、写真だけは撮っておくかと、撮ったのは良いものの、ちょこまか動き回る被写体にピントが会わなかった模様である。

現場では、色合いがジョウカイボンに似ていると思ったが、改めて、写真で見返すと、脚部の雰囲気を始め、幾つかの箇所に違いを感じる。最大の違いは、勿論、大きさであるが…。

こうした特徴を加味して、似た種を探すと、マルムネジョウカイという種が近いと感じた。

ただ、マルムネジョウカイは、西日本のジョウカイボンであり、東日本には、ヒガシマルムネジョウカイという種がいる事を知った。しかし、ネット上のヒガシマルムネジョウカイの写真を見る限り、脚部が全部黒い個体ばかりである。こうなって来ると、上の写真の個体は違う。

取り敢えず、「マルムネジョウカイ?」というタイトルで投稿させて貰った。

ニンフジョウカイの一種

昨日、自宅の外灯の下に来ていたジョウカイボンの一種。

自宅の外灯下では、既に、ジョウカイボンとセボシジョウカイの飛来を日常的に見ているが、3種目のジョウカイボンの仲間となる。

一瞬、セボシジョウカイかなと思ったが、直ぐに違う事は分かる。

そして、セボシジョウカイより微妙に小さいんだと思う。ゆえに、スマホでピントを合わせるのに手こずった。体長は、8ミリぐらい。

ネットを使い、写真を基に調べるが、ニンフジョウカイの一種というところまでしか行き着けない。

昆虫達を観察するようになって1年、名前がない種や生態が殆ど知られていない種が多い事に驚かされる。

この写真の種も、そのひとつなのかな?庭に居ることが分かった以上、身近な仲間のひとつとして、観察を続けて行きたく思う。

そして、ピンボケの写真での投稿になってしまったが、また家の外灯に来る事は予想出来るので、なんとか鮮明な写真を撮るように再度チャレンジしてみたい。