クロツヤヒラタゴミムシ

何か投稿できるものはないかと過去の写真を振り返る中、ひとつゴミムシの仲間の写真を見つけた。撮影年月日は、昨年の12月2日となっている。

ゴミムシの仲間なんか似たようなのがワンサカ居て、種を特定するのを後回しというか、諦めていたが、今回は、ちょっと挑んでみた。

すると、思ったよりスイスイと極似種を見出せた。オオクロツヤヒラタゴミムシとクロツヤヒラタゴミムシとの2種が候補に上がったが、今回同じ日に撮った同じ個体の他の写真を眺める限り、オオクロツヤヒラタゴミムシの特徴である背胸部の虹色光沢は、どの写真からも見出せなかった。

という事で、クロツヤヒラタゴミムシなのではと思う。指で摘んで写真に撮った写真もあったので、指のサイズから大きさを類推すると、17ミリぐらいはあったのではと思う。

まぁ、とにかくこの黒いゴミムシの仲間の種を特定するのは難しいと感じる。

ブチマルヒゲヤチバエ

何か投稿出来そうな写真はないか、過去の写真を振り返ったところ、昨年、12月の暮れに撮った写真の中にハエの仲間の写真があった。

投稿してみる。随分と寒い冬場に、ハエは活動しているんだと感心したのを覚えている。

正直、大きさは、もはや記憶にない。種名の方は、予想に反して、直ぐに判明した。ブチマルヒゲヤチバエという種が、限りなく似ている。このハエの大きさの紹介は殆ど見つけられなかったが、6ミリぐらいと紹介してくれている方がいた。そんなに小さかったんだと記憶を辿るが、もはや思い出せない。

さて、このブチマルヒゲヤチバエは、名前にヤチ(谷地)が付くぐらいなので、水場の近くが棲息場所のようであるが、確かに、このハエ達が居た場所は、小川や浅い水路が側にある場所であった。

ハエの写真は、沢山撮り溜めているが、自信を持って種まで辿り着ける事は殆どない。今回はラッキーだった。

ヒトクチタケ

初めてキノコの投稿をする気がする。

最近、近隣の雑木林で見かけ写真に撮っていた。

調べらたら、直ぐにヒトクチタケ(一口茸)というキノコである事が分かった。

写真の説明をもう少しすると、赤松の幹から所々噴出していた。写真左下にもキノコのようなものが写っているが、この木の下部の方には、この白いカワラタケのようなものが多かった。この時点で、これだけキノコが生えているということは、もしかして枯れ木かと思い、上を見上げると、松葉は茶色く変色して、確かに枯れ木であった。

ただ、最初はマツヤニ(松脂)が噴出している可能性もあるかと思い、恐る恐る触ってみたのだが、全くもってマツヤニのベタベタ感はなく、もいでみると、所謂、短い石付きのようなもので樹皮にめり込んでいて、キノコだと確信した。

そして、帰宅後にネットで調べたところ、枯れた松に生えるヒトクチタケの初期段階である事が、結構簡単に分かった。多くの方の説明では、枯れて間もない1年か2年の木に出て来るとのことだったが、この情報は正しいと思う。というのは、この枯れた松が未だ切られずに立ち枯れの状態であったからである。この場所の松は、枯れると、1年か2年以内には伐採されてしまう。

また、ヒトクチタケの画像として、もっと傘が目立ち、上の写真と違って表面に光沢のないものもある(そちらの方が一般的)が、私の撮った写真のものが成長すると、そのステージへとなるのだと予想する。そして、上の写真の左下の白いくしゃくしゃとしているものが、このヒトクチタケの最終的な姿なんだと思う。

最後に、このヒトクチタケ……食用にしないキノコのようである。