ミスジミバエ

10日ぐらい前より、家の外灯下にこのハエと思しき昆虫が現れるようになった。

大きさは、それほど小さくなく1センチ弱ぐらいのサイズで、一番の特徴は、グリーンのサファイア・カラーをベースに様々な色に輝く複眼の美しさであろう。

名前は、調べたところ、意外と簡単にミスジミバエという種だと分かった。

同じ日に、ちょうど交尾中の個体も見たが、ここのところ、家の外灯下で、このハエをよく目にしているのは事実である。

ミスジミバエの習性としては、ミバエ(実蝿)というぐらいなので、野菜の実に産卵をして、おそらく孵化した幼虫は、その野菜の実を餌に成長してゆくのかなと考えたい。

そして、そのミスジミバエが産卵に選ぶ植物は、ウリ科の植物という事であり、自然下だとカラスウリ等が考えられ、畑に目を移せばキュウリを筆頭に色々なウリ科野菜なのかと推測する。

現時点で、私は、ウリ科野菜を育てる農家が、このミスジミバエにどれぐらい悩まされているかまでは、調べてはいない。

アオビユ

最近、近隣の里山で、こうしたヒユ科の一年草雑草が花を咲かせ始めているのによく出くわす。

名前は、少し自信がないのを認めるが、アオビユ(別名…ホナガイヌビユ)なのではと思う。

似た種に、イヌビユなるものがあるらしい(現時点で私は区別出来ていない)が、イヌビユの葉の先は割れているものが多いとの事である。

このアオビユも、南アメリカ原産の外来種である。渡来は、江戸時代後期と書いてある文献があった。因みに、葉も種子も食用に利用している国が結構あるようである。

草刈機で刈られるだけの雑草。何かしら利用価値はないものだろうか?

ヒレタゴボウ

本日、お昼休みに休憩に選んだ場所の付近を散歩。

稲穂が実る水田の中に黄色い目立つ花を咲かせる植物を発見。

近付いて写真に撮ってみた。

遠目には時季外れのタガラシか何かが咲いているのかと思ったが、近付いてみると明らかに違う。

写真を元に調べたところ、外来帰化種のヒレタゴボウという一年草だろうと思った。別名、アメリカミズギンバイ。日本での初確認は、1950年代に四国地方と言われている。

ちょうど今頃が花期のようである。ヒレタゴボウを分割すると、ヒレ(翼)のパートとタゴボウ(田牛蒡)のパートに分けれるのではと思う。

似た種にチョウジタデや、グンと珍しくなる国の準絶滅危惧種指定のウスゲチョウジタデがあるが、花弁の数や茎の色や形等から判断して、上の写真のものは、ヒレタゴボウであろう。

また、一つ花の名前を覚えてしまったな。