オオニシキソウ

先ほど、コニシキソウの投稿をしたが、近隣では、このコニシキソウの明らかに仲間であるなという植物で、コニシキソウと違い茎を立ち上げ、全然大きく育つ植物を見かけることがある。

名前は、オオニシキソウで良いのかなと思う。

ただ、コニシキソウの情報量よりは、ネット上でググッと情報の量や質が下がった感があるので、コニシキソウよりは人目に付きにくい植物なのかなと考えたいが……どうなのであろう。

この明治渡来の外来1年草を、私は同じ場所で10年近く見ているが、その場所の一つは、年平均2回ぐらい草刈りがされ、5月頃には、芝は殺さない除草剤が散布される。ただ、このオオニシキソウは、翌年も生えて来る。

そのオオニシキソウの生えて来る場所の一つには、隔絶された30メートル四方ぐらいの芝エリアもあるので、今度、冬までにその場所のオオニシキソウを全部抜き取ってみようかなと思う。おそらく20株もないであろうと思う。そして、来年の芽生を観察してみて、また来年の今ぐらいの時期から冬まで、ここの場所のオオニシキソウを根こそぎ抜き取ってみるのである。

近似種のコニシキソウのように、種子の長期生存率が高くない(種の寿命2年)なら、再来年には、オオニシキソウを撲滅に近い状態に持っていける机上の計算なのだが、どうなのであろう?

その場所で何気無くルーティンの仕事をこなすも有り、人知れず密かな目的を持って、仕事のルーティンをこなすのも有り。

ちょっと実験してみようかな。

コニシキソウ

北アメリカ原産の外来1年草で、日本への渡来は明治時代中期との事である。

春から秋までダラダラと芽生えるとの事であるが、目下、我家の庭の芝生エリアで抜いても抜いても芽生えてきている印象である。

このコニシキソウで厄介だと思う点は、少し大きく育ってから抜こうとすると、既に種が準備万端に熟しているのか、茎から一斉にポロポロと落ちてしまう点である。時期にも依るのか、芽生から結実・伝播までが早い気がする。

ゆえに、見つけ次第抜くのが賢明かと思われる。しかし意外と根は深く、気持ちよくスパッと、いつも抜けるとは限らない。また、茎の途中で千切れた場合には、直ぐに乳白色の液体が滲み出て来る。

ただ、種は土中で2年ぐらいしか発芽能力を持たないみたいな記事を読んだので、本当に抜きまくるしかないのかなと思う。抜きまくれば撲滅出来るとは思うし、新しい場所へ、どんどん進出してやろうとの気概は、この植物から感じないので、抜きまくりで対応出来ると思う。

抜くじゃなく刈るはどうなのとなりそうだが、写真でも分かるように、機械刈りでは刈れないように、地面にぺったと張り付く進化をしている。

ナカジロサビカミキリ

本日、家の外灯下に来ていた昆虫のひとつである。

小さなカメムシの一種かと思ったが、よく見るとカミキリの仲間のように見える。

ただ、この手のカミキリムシの仲間にしては随分小さい印象である。

大きさは、触角を除いた体長で、1センチにも満たない。

この手のゴツゴツした雰囲気のカミキリムシは、結構沢山存在するが、ここまで小さい同じような仲間は見たことがなかった。

調べたところ、直ぐに、ナカジロサビカミキリという名前が分かった。

幼虫は、各種広葉樹の枯れ枝等を食すとの事である。