ウラシマソウ

最近、近所の里山を歩いていると、このちょっと一風変わった植物に出くわす。

名前はウラシマソウだと思う。名前の由来は、紫の花の先が細い釣竿みたいに伸びている姿を、浦島太郎の持ってる釣竿に擬えて、ウラシマソウとなったという説があるらしい。

里芋の仲間らしく、種でも増えるらしいが、地下の親株から子球が増殖する形でも増えて行くようである。上の写真を見ても、小苗が辺りに散在しているのを見て取れるが、きっと地下で繋がっているのではないかなと思う。

この花姿を見て、美しいと思う人達よりは、この変わった姿を奇異に感じる人達の方が断然多いのではないであろうか。かくいう私も、10年ぐらい前に、この植物が庭に生えてきたら、イメージする庭にそぐわないとして、引っこ抜いていた(撲滅していた)と思う。実際、他人の庭の掃除をしていた時に、それを実行した記憶がある。

ただ、それから10年、歳を重ねるごとに、一見、異形と思える者達への愛情というか共存の気持ちが強くなって行ってる気がする。

是非とも、我が家の庭の一員に加わって欲しい植物である。

オオジシバリ

実の所、オオジバシリの小型版と言えるイワニガナ(ジシバリ)は、我が家の庭に敢えて蔓延らせている場所がある。理由は、この時期に咲く黄色い花が、花弁少なくスッキリとメリハリがあって、個人的に好みの花姿だからである。

という事で、そのジシバリ(イワニガナ)の大型版と言えるオオジシバリの写真が撮りたいと思っていたら、近所の田んぼ周りや山肌の水が滲み出ているような湿地で見つけたので紹介してみようと思う。

上の写真は、水路の横のコンクリートの板の間から生えてきた個体である。コンクリートの隙間に地下茎を伸ばし、少しづつ増殖しようとしているのが伺える。

上の写真は、山の斜面の下の方の水が染み出してる場所に生えてきた個体である。随分、葉に切れ込みの変異が出ているが、こちらもオオジシバリかと思われる。

このオオジシバリは、近隣の市町村でも、ふと田んぼの脇等で見かけるが、大きな群落を作っているケースとかには出くわさない。慎ましく生存している和風の雰囲気の植物である。

たまに、オオジシバリ(大地縛り)なのかオオジバシリ(大地走り)なのか、ごっちゃになってしまうのだが、正式名称は、オオジシバリ(大地縛り)の方である。ただ、庭に植えてあるイワニガナ(ジシバリ)が、浅い地下茎を伸ばしどんどん生えていく様子を見ていると、ジバシリ(地走り)というのもなくは無いなと思えたりする。

オオジシバリもジシバリも、地下茎がとても浅いところを這う性質があり、とても扱いやすい植物の気がする。同じキク科のタンポポのようなしぶとさは持ち合わせていない

アカハネムシの仲間 カクムネベニボタル改め

本日の午前中の近所の里山散策で発見。

大きさは、1センチぐらい。種に辿り着いた決め手は、櫛状をした触角の形状。同じような色彩をしたベニボタルの仲間は数種いるが、このような櫛状の触角を持っているのは、カクムネベニボタルしか居なかった。ちなみに、カクムネベニボタルの中でも、この櫛状の触角は、雄だけの特徴である。

因みに、ベニボタルの仲間は、ホタルの仲間であるが、発光はしない。

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2023年4月1日追記

今、見返すと、カクムネベニボタルではなく、アカハネムシの仲間と直ぐに分かる。昆虫のことが殆ど分からなかった3年前が懐かしい。