キツネノボタン

本日午前中、近所の谷津田を散歩した時に撮っていた黄色い花が咲く植物。

ネットで調べた結果、キツネノボタンに行き着く。同時に、これが、キツネノボタンかと、少し感慨深いものがあった。出会ってみたい植物だったからである。

おそらく、キツネノボタンの名の由来は、この黄色い花を狐のボタンと洒落て擬えたのではと思うのだが、どうなのであろう。とにかく、こんなボタンがあったら、自分も付けてみたく思うのだが、変であろうか?

と、ここまで読まれた方の中には、キツネノボタンのボタンは、牡丹の葉に似てるからだよと思っている方が大半だと思う。私が、牡丹なる植物に縁がなく、牡丹の葉を知らなかった故の空想から来た上の仮説であり、真実は、野に咲く牡丹の葉に似た植物に狐を冠したが、正解だと思う。

ただ、時には、自分の感性を大切にする事も重要。私の中では、キツネノボタンは、狐のボタン(button)で行こう。

キリウジガガンボ

本日午前中、近所の谷津田を散歩した時に、終始ガガンボの飛翔を目にしていた。なんとか写真に収めようとチャレンジするのだが、止まってくれない。

散歩も終盤に差し掛かった頃、交尾中のペアを発見。これなら、動きが重そうで、止まったところで、シャッターチャンスが有りそうと行方を目で追っていたが、案の定、地面に降りたった。

ただ、何処に降り立ったかを確認出来ず、飛び立たれる前に闇雲にシャッターを押す戦法を撮ってみた。そして、奇跡的に辛うじて写っていたのが以下の写真。

写真は鮮明ではないし、典型的な特徴を捉えているとも思えないが、キリウジガガンボであろうと思う。この時期に水田周りでは、比較的見られるガガンボである。

キリウジガガンボのキリウジは、漢字で書くと切蛆らしく、幼虫の身体の特徴を言い当てているとのことである。そして、幼虫の餌はイネやムギの根ということで、稲の害虫として認識されている。

キリウジガガンボの幼虫の天敵って何だろう?

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2021年4月4日追記

昨晩、家の外灯下でキリウジガガンボの鮮明な写真が撮れたのでアップしておく。

モモブトカミキリモドキ

本日、午前中の近所の谷津田散策の時に写真に撮っていた。

モモブトカミキリモドキという甲虫なのではと思われる。モモブトカミキリモドキのモモブトの意味は、腿太であり、雄の後脚の腿節は太く膨らんでいる特徴がある。雌は膨らまないので、この写真の個体は、雌かと思われる。

大きさは、5ミリ〜8ミリという事で、写真の個体も、その間ぐらいだったと思う。

黄色い花に集まるとのことだが、何で黄色を判断しているのか、気になるところ。そして、ここで思い付いたのだが、この甲虫の移動範囲がそれほど広くないなら、在来のタンポポの授粉に一役買うのではと思った。自家受粉しないことにより、ひっそりとしか増えていかない在来のタンポポの受粉率を上げてくれると考えたのである。行動範囲を限定したのは、広すぎるとセイヨウタンポポとの交配にも一役買ってしまう気がしたからである。

最後に、このモモブトカミキリモドキは、カンタリジンという有毒成分を出すみたいで、皮膚に触れると皮膚が火傷を負ったみたいに水膨れになるとのことである。確かカンタリジンと言えば、ツチハンミョウも同じ成分を持っていた気がする。

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2020年4月18日追記

このモモブトカミキリモドキの雄も見つけた。やはり、黄色い花に居る。