ホシヒメホウジャク 成虫 Neogurelca himachala sangaica (Butler, 1875)

数日前に近隣で見かけたスズメガの一種である。

大きさは、前翅長20ミリぐらい。

この蛾は、過去に投稿していたような気もしたので、確認したところ、3年前の7月10日に投稿済みを確認した。ただ、その時の投稿時の写真より全然精度のある写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

種名は、ホシヒメホウジャク。

幼虫の食草は、アカネ科のヘクソカズラ。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州の屋久島まで。海外の分布は、済州島含む韓国、台湾、中国の東部の一部の地域から生息報告が上がっているようである。

デコボコヒロズコガ 成虫 Dasyses barbata (Christoph, 1881)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長9ミリぐらいで、この手の蛾にしては、大きい方だと思う。

ところで、壁に、この蛾が止まっている姿を、最初から確実に蛾であると認識出来たわけではない事を認める。蛾っぽくも見えるけど、何かしらの生物の糞のような物にも見えるし、どっちなんだろうと、近付いてマジマジと見てしまった自分がいる。

ただ、それが本種の狙いなのであろうとも思った。生き物には見えない姿で捕食者達の関心を逸らすための。

近付いて見てみて、やはり蛾だとは思ったが、さて、種名はと言うと、デコボコヒロズコガだと思う。

幼虫の食餌植物は、朽木とのことである。

生息分布の方は、国内は、本州以南……九州を経て南西諸島まで。海外の生息分布は、韓国と中国の香港からの生息報告が上がっている。

マメノメイガ 成虫 Maruca vitrata (Fabricius, 1787)

先週末に群馬県の万座温泉(標高1800メートル付近)に行った際に、宿泊先の宿の周辺でマメノメイガを沢山見かけて、てっきり高地の低い気温を好む蛾かと思いそうになったが、翌日に我家の外灯下(標高25メートル)でも、見かけたのである。

近隣でのマメノメイガとの出会いは、初めての気がする。

大きさは、群馬県の標高1800メートル近辺で見かけたのと同じぐらいで、前翅長13ミリぐらいだった。

近隣では、あまり見かけない蛾の気がする。

幼虫の食草は、マメ科の野菜含むマメ科の植物。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の分布は、ヨーロッパ含むユーラシア大陸の高緯度地域と北米大陸とアフリカ北部から中東にかけては少ないが、アフリカ大陸の南半分や中南米を皮切りに、インドから東アジアにかけて、また東南アジアからオーストラリア大陸東岸にかけて、凄く繁栄している蛾だと分かった。

国内では、6月から10月頃に現れる蛾のようである。