ウスキオエダシャク 成虫  Oxymacaria normata proximaria (Leech, 1897)

数日前の日中の温度が30°を超えた真夏日の夜に、我家の外灯下に来た蛾の一つである。

そして、初見の蛾とも判明。

大きさは、前翅長17ミリぐらいであったであろうか。

調べたところ、ウスキオエダシャクと分かった。

幼虫は、グミ科の植物を好むとのことだが、家の近所でグミ科の植物といったら、何になるであろうか?

さて、このウスキオエダシャクの生息分布は、国内は北海道から九州まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかったが、亜種の分類で似た蛾が生息している模様。

アオスジキハマキ 成虫Dicanticinta diticinctana (Walsingham, 1900)

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、体長8ミリぐらいだったと思う。

同じ日に、同種だと思われる個体も来ていたので、そちらの写真も以下に。

こちらの方が、若干小さかったような気がする。

種名は、アオスジキハマキ。

上の2個体の違いが、雌雄の違いから来ているのかは、現時点での私には分からない。

幼虫は、モクセイ科のイボタノキやハシドイを食べるらしいが、おそらく、近隣だと他のモクセイ科のネズミモチの類も行けるんではと思う。

このアオスジキハマキの生息分布は、北海道から九州まで。海外は、中国にはいるらしい。

この日は、5月にしては日中の温度が30°を超える真夏日となったが、我家の外灯下は、多くの昆虫で賑わっていた。

ナミガタエダシャク 雌 Heterarmia charon charon (Butler, 1878)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長20ミリをちょっと超えるぐらいだった。

種名は、ナミガタエダシャク。

ここ数日、我家の外灯下によく訪れているエダシャクである。前日にも投稿しており、撮った写真がオスばかりの気がするので、メスと思える個体に出会いたいと思っていたが、昨晩、「これが、ナミガタエダシャクの雌であろう。」と思える個体に出会えた気がする。

私が、上の個体を、ナミガタエダシャクのメスと見做したい理由を以下に箇条書きにすると…………。

⭐️ 先ず、触角が細い糸状に見える。(ただ、上の写真も、オリジナルの写真では微妙な短い櫛歯が見えており、いざとなったら、パッと拡がる可能性も、一応視野には入れておく。………昆虫のツルツルと思っていた触角が、興奮すると急に微毛が逆立ったりする場面には、何回か遭遇している。)

⭐️ 腹部の尾部末端が、後翅の後端最遠部より短い。→雄は、ここが少し飛び出している気がする。(こうやって眺めると、上の写真の個体は腹部も太めの気がする。)

⭐️これは、視覚的な錯覚が起きているのかもしれないが、雄よりも翅の縦径が少し長い気がして、全体的にふっくらした印象に見える。

以上のようなことが、雄と思える個体達と私が違うと気が付いている点である。

一応、以下に、私がナミガタエダシャクの雄と思う個体の写真を一枚貼っておく。