シロコナカゲロウ Semidalis aleyrodiformis (Stephens, 1836)

昨晩、我家の外灯下に来ていた極小の昆虫である。

もちろん、肉眼では、白い粒ぐらいにしか認識出来ていなかったが、写真で見てみると、白い粉と、チャタテムシのような雰囲気が印象に残る。

そして、大きさは、この正式種名が分かった後に調べた結果、体長2.5ミリぐらいの昆虫とのことであるが、確かに、私の記憶でも、そんな極小レベルの大きさであったのは覚えている。

そして、種名はと言うと、アミメカゲロウ目コナカゲロウ科のシロコナカゲロウと言う事が分かった。サイズは、グンと小さいが、言われてみれば、ヒメカゲロウの仲間に似ている雰囲気はある。

幼虫は、カイガラムシやアブラムシやハダニの仲間を吸汁してくれるので、植物を大切に育てている人達からすると、益虫であろう。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、あくまでも GBIFへの報告だけ見ると、日本以外は、ヨーロッパの半分ぐらいの国から多くの報告が上がっているようである。ちょっと不思議な分布に感じる。

ツノトンボ

先ほど、我家の外灯下に来ていた昆虫である。

なんか見覚えのある昆虫であるが、果たして、名前は何だっけ?となった。

大きさは、体長3センチぐらい。トンボに似ているが、トンボでない事は分かる。

似たような長い触角を持つウスバカゲロウの仲間から調べ始めると、ツノトンボという名前だったかと思い出した。

幼虫は、所謂、ウスバカゲロウの幼虫と似ているタイプだが、蟻地獄は作らずに、石の下等に生息して、待ち伏せして餌を取るタイプである。

昨年、林の中で見かけて、写真に撮りそびれてた種なので、今回は我家の庭で出会えて、しっかり写真に撮れて嬉しかった。

ホシウスバカゲロウ

昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫のひとつである。

一見してウスバカゲロウの仲間と分かったが、翅の翅脈が黒くて翅全体が黒っぽく見えるところと、微かに見える腹部が虎紋様の特徴から、初めて見るウスバカゲロウのような気がした。

そして、調べて見ると、ホシウスバカゲロウという種が浮上してきた。大きさは、前翅長で4センチ行かないぐらいというのが平均サイズだが、上の写真の個体はもっと大きかったような……。

幼虫に関する情報も、所謂、乾いた場所に蟻地獄のタイプの巣を作るやら、巣は作らない徘徊性であるとか色々あった。

ただ、毎度のことながら、我家の敷地だと雨に濡れない乾いた地面のある場所は思い付かない。隣家のオープンな納屋の地面とか、そういう場所が発生場所なのであろうか。何処から来るのであろうか気になる。