テンモンシマコヤガ 成虫  Sophta ruficeps (Walker, 1864)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長9ミリぐらいだったのではないだろうか。

種名は、テンモンシマコヤガ。

幼虫の食草は突き止められていないだとか、モクレン科のシデコブシだったりと情報が錯綜している。ヨーロッパでは、針葉樹に付く地位類だとも言われているらしい。

生息分布の方は、国内は、本州以南………対馬含む九州まで。海外の生息分布は、パッと調べた限り、韓国と台湾からの報告を見つけた。

フタスジエグリアツバ 成虫  Gonepatica opalina (Butler, 1879)

3日前の晩に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったであろうか。

下唇髭の雰囲気から、直ぐにヤガ科のアツバの仲間であろうと分かるが、腹部の先端を持ち上げているのが気になった。腹部をこんなに持ち上げるアツバの仲間がいたっけという思いが浮かんだが、調べてみたところ、やはり初めて出会う蛾であった。

種名は、フタスジエグリアツバ。

ヤガ科カギアツバ亜科に属する蛾である。幼虫の食草は、ブナ科のコナラやクヌギ等のようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州まで。海外は、ちょっと調べてみたが、ソースを見つけられなかった。

ソトハガタアツバ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で13ミリぐらいだった。形状からヤガ科のアツバの仲間である事は分かったが、調べてみると、ソトハガタアツバという種と分かった。

そして、このソトハガタアツバの分布域は、国内では、本州〜南西諸島迄となっている。海外では、東南アジアにも同種がおり、南方系の蛾と分かる。本州も生息域になっているが、日本の国土は、関東以北は急に縦長になり緯度が上がることになる。おそらく、ゆえに、私が暮らす茨城県辺りが北限の可能性もある。

ネット上には、目撃情報が少ないことから、あまり見かけない蛾の称号(情報)は、正しいように思いたい。

幼虫の食草は、知られていないとの事である。

一応、香川県だけが、都道府県独自のレッドデータで、準絶滅危惧種に指定している。