モモノゴマダラノメイガ 成虫

昨日、近隣の雑木林の林縁で見かけた。

直ぐにノメイガ亜科に属する蛾であろうとは推測できたが、モモノゴマダラノメイガなのではと思う。

モモノゴマダラノメイガか、マツノゴマダラノメイガ(この2種は元々は同種に扱われていた)かで迷ったが、黒点のクッキリ感とかから、モモノゴマダラノメイガに同定してみた。

このモモノゴマダラノメイガの幼虫の食草は多岐に渡っていて、栗の実なんかも食害するようで、栗を筆頭にした果樹の害虫としても認識されているようである。

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2021年5月10日追記

昨晩、我家の外灯下にも来ていて、鮮明な写真が撮れたのでアップする。

ヨツボシノメイガ 成虫

先週の土曜日に近隣の森林公園のような場所で濃く生息しているスポット見つけ、持っていた虫捕り網で捕獲していた1匹である。

残念ながら家に持ち帰る途中でお亡くなりになってしまったが、写真だけは辛うじて撮っていた。

大きさは凄い小さいというわけではなく、前翅長で2センチ弱ぐらい。

死んでしまって、しかも写真だから分かりづらいが、現場での生体の目視では、後翅が厚めの磨りガラスみたいな感じで微妙に透け感のある美しい蛾であった。

幼虫の食草はガガイモやイケマという事だが、おそらく、この蛾が居た場所の近くに生えてるんだろうと予想する。今度、確かめてみようと思う。

是非とも、また会いたいと思わせる優美な蛾である。

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2021年6月13日追記

先ほど、我家の外灯下に来ていた。幼虫の食草は、ガガイモと上にも書いてあるが、昨冬の我家の庭の冬枯れの景色の中に、ガガイモのあの特徴的な割れた種が蔓にぶら下がっているのを発見していた。

要は、我家の庭にもガガイモは存在していた。同じように、ガガイモに寄生するギンツバメという中大型の蛾も、我家の外灯下ではたまに見かけるが、こちらのギンツバメ達も我家生まれの可能性が多いにある事が分かった。

キアヤヒメノメイガ 成虫

少し日が経ってしまったが、7月4日に子供を利根川の河川敷にサッカーの試合に連れて行った時に、見かけて写真に撮っていた蛾である。

写真を見返していて種名が判明したので、投稿する事にする。

名前は、キアヤヒメノメイガだと思う。大きさは、前翅長で15ミリぐらいだったのではと思う。小さな蛾である。

幼虫の食草は、確実に突き止められているわけではないようである。ただ、芝地の端っこで見かける蛾と表現されている方が居たが、私が見つけた場所も野芝のグランドの端の藪であった。

この事からも、幼虫の食草がイネ科の芝である可能性は高いのではと推測してみたくもなる。

基本、何処にでも居そうな蛾で、我家の近所にも普通に居そうな蛾の気がする。

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2021年6月2日追記

昨晩、我家の外灯下にも来ていたので、その時撮っていた写真をアップする。