モンシロルリノメイガ 成虫 タイトル改め……モンキクロノメイガ

先ほど、家の外灯に集まる蛾の写真を撮ろうと赴くと、以下の写真の蛾が目に入った。

開張サイズで、25ミリを少し超えるぐらいだったと思う。最近、似たような蛾で、モンキクロノメイガという蛾に近所で出会っていたが、一瞬、その時と同じモンキクロノメイガではないのかなとも思った。

しかし、今回の蛾は、明らかに紋のところが白く、光の当たり方によっては、所々が瑠璃色に反射しているのである。

この事から、これがモンシロルリノメイガなのかと合点がいった次第である。

そして、個体差は考慮に入れないとすると、こないだのクロモンキノメイガより、このモンシロルリノメイガの方が、少し大きいような印象を受けた。

幼虫の食草は、ウツギとの事だが、我家の庭にウツギの類があったかなぁと考える。

このモンシロルリノメイガ……何処から来たんだろうとの疑問が残る。

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2022年8月6日追記

この投稿の蛾は、モンキクロノメイガだと思うに至った。

モンシロルリノメイガの種名から産まれそうなモンシロ(紋白)やルリ(瑠璃)の先入観に囚われない方が良い蛾なんじゃないかなと感じる。

シロツトガ(成虫)(つくば市中部)

9月の前半、仕事先で昼休みに、ウォーキングがてらに草むらを歩いていると、あちらこちらから、シロオビノメイガが飛び立つのを目撃していた。その中に、同サイズの違う種類の蛾が数種類混じっている事には気が付いていた。

そんな小さな蛾の(大?)発生の中で、シロオビノメイガに次いで、次に数が多く感じていたのは、以下の写真の蛾であった。

シロツトガだと思う。かなり似た種類に、マエキツトガという若干前足が明らかに褐色をした蛾も居るが、シロツトガだと思う理由は、このシロツトガの幼虫の一般的な生態に根拠がある。

シロツトガの幼虫は、水辺に生えるガマ類の茎に産卵された後、茎の中を食害する形で成長するとのことである。

この蛾が沢山いる辺りから15〜30メートル離れたところには、護岸された池が有り、確かにガマの類が生えている。

こういった種の断定や警察の初動捜査では、よく知られた事実や先入観にとらわれすぎると、本質を見失う危険性も重々あるが、今回のシロツトガの生息場所とガマの存在は、繋がりが有ると思いたい。

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2021年5月29日追記

上の写真を撮った同じ場所で、数日前に、同じ種の蛾の写真を撮ったと思うので、投稿してみる。

こうなると、上の写真も、シロツトガであっているのかな。

シロオビノメイガ 成虫

シロオビノメイガという蛾の存在を知ったのは、身近な昆虫達に興味を持つようになった今年になってからの事である。

先ず、シロオビノメイガに関して気付いた事から書くと、同じサイズの同じような行動をしている蛾の仲間の中では、群を抜いた生息数であるのではと思う。

実際、9月の半ばに、仕事先の敷地内の草むらを歩く度に、物凄い数の蛾が飛び立つ時期が有り、その際に、葉裏に隠れ切れずに、葉表に止まったその蛾を写真に撮ったところ、その蛾がシロオビノメイガという種類だと知ったのだが、それから1ヶ月半経った現在も、それなりの数を草むらや藪の中で目にすることが出来る。本当によく目に付く小さめの蛾である。

しかし、そんなによく見かけるシロオビノメイガの幼虫は、どれなの?と訊かれたとしても、私には、今のところ、答えられない。

理由は、似た感じのメイガの幼虫が無数に居て、幼虫から蛾まで育ててみないと、ちょっとどれが、シロオビノメイガの幼虫か分からない感じである。また、成虫になったシロオビノメイガに、色々な組み合わせから成る様々な植物が生えるロケーションで出会う事により、幼虫がどの植物をメインに餌にしているのかが、突き止めきれないでいる。

ただ、沢山見かける理由は、餌に出来る植物がバラエティーに富んでいる可能性と結び付きそうな気がするので、今後は、様々な場所のシロオビノメイガ地帯を少し丁寧に観察して、怪しい幼虫の生態を、少しづつ、自分なりに解明していければなと思う。

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2021年8月15日追記

秋になると近隣の自然科で、これでもかというぐらい出会える蛾であるが、早くも我家の外灯下に現れた。そして、夜に外灯下で出会ったのは初めてかもしれない。