ヤナギルリハムシ  Plagiodera versicolora (Laicharting, 1781)

昨日、霞ヶ浦の護岸で見かけたハムシの一種である。

大きさは、体長6ミリぐらいだった。

見つけた場所が、大きな湖沼の護岸というか、樹木の根が水中に生えているような場所なので、自ずと生えている樹木も限定され、近くにはヤナギとクルミしかなかった。

形態的特徴としては、触角の先端から6節ぐらいが少し膨らみ色が変わっているところと、横から見た時の腹部に当たるパートの体高が高いのが記憶に残った。

そして、このハムシが居たのが、何かしらのヤナギであったのだが、ヤナギしか生えていないような場所で、ヤナギにいた事から、ヤナギを好むハムシを調べていたら、ヤナギルリハムシという種が浮上して来た。

おそらく、上の写真の個体は、ヤナギルリハムシで合っていると思う。

このヤナギルリハムシの生息分布は、海外は、ヨーロッパには北から南から全土にいて、動物地理学における新北区である北米大陸の東海岸にも濃く生息しており、ヨーロッパと同じ旧北区に入る極東アジアでは、日本、台湾、朝鮮半島、中国の東岸に生息しているのが分かる。

サンゴジュハムシ  Pyrrhalta humeralis Chen, 1942

最近、我家の庭で見かけたハムシの一種である。

大きさは、ハムシにしては大きくて、体長8ミリぐらいあったのではないであろうか。

調べたところ、ニレハムシとサンゴジュハムシが候補に上がったが、サンゴジュハムシかなと思う。

理由は、このハムシを見かけた場所の直ぐそばに、スイカズラ科で種から育てたカンボクが植っているのだが、そちらの葉がいつも穴あきだらけでボロボロなのである。この犯人こそが、今回の投稿の主であるサンゴジュハムシだったであろうと結び付けやすいからである。サンゴジュも、サンゴジュやガマズミと同じスイカズラ科の植物である。

さて、このサンゴジュハムシの生息分布は、国内は、北海道から九州を経て沖縄本島までいるようである。海外は、朝鮮半島には生息しているようである。

ホタルハムシ? Monolepta dichroa (Harold, 1877)

最近、近隣で見かけたハムシの一種である。

大きさは、体長で5-6ミリぐらい。

このハムシをスルーしなかったのは、胸の背部の色が少し朱色で濃かったことと、胸部と頭部の色が違うことだったかもしれない。

そして、少し眺めていると、胸部の上方の両角の角張も印象的に映った。また、上の写真だと分かり難いが、上翅は、黒というよりは、角度によっては深い青緑の光沢がある。そして、とにかく、上翅がツルツルで、鏡面の如くである。

これらの特徴で調べると、ホタルハムシという種が外見的には似ているなと思った。ただ、ホタルハムシの一般的な紹介だと、頭部もオレンジ色の個体が殆どで、サイズも若干小さく報告されている。

まぁ、今のところ、上の写真の個体をホタルハムシとして話を進めると、ホタルハムシの食草は、キク科、タデ科、イネ科、マメ科等であり、上の写真の個体がいた場所は、それらの植物の宝庫である。(ただ、上の写真の個体が載っている植物が、写真がボケてしまい分からないが、なんか見慣れない植物の気もしてきて気になり始めている。)

最後に、このホタルハムシの生息分布は、国内は、北海道から屋久島辺りまで。海外の分布は、ちょっと分からなかった。