ミナミホソナガカメムシ? Paromius exiguus (Distant, 1883)

昨晩、我家の外灯下に来ていた細長小さいカメムシである。

大きさは、体長8ミリぐらい。

種名は、ミナミホソナガカメムシとしたいのだが、このカメムシの属するホソナガカメムシ属(paromius)に属する種達は、どれも似ていて、結構ゴッチャになってる感がある。特に、クロアシホソナガカメムシParomius jejunus (Distant, 1883)とは、しっかりとした相違点を伝えているサイトには出会えなかった。

そして、どの種も、基本的に、イネの害虫として捉えられているカメムシである。

タイトルにある学名で、生息分布を調べると、国内は、本州以南……九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外は、済州島含む韓国からの生息報告がある。

チャイロナガカメムシ  Neolethaeus dallasi (Scott, 1874)

数日前に我家の外灯下に来ていた小さなカメムシの一つである。

大きさは、体長8ミリぐらい。

種名は、調べたところ、チャイロナガカメムシであろうと思う。たまに見かけるカメムシの気がしたので、既に投稿済みであろうと思ったが、過去の投稿を確認したところ、未投稿種と分かった。少し似た雰囲気と名前で、オオチャイロナガカメムシという種が存在するが、こちらは、複数回、投稿していることが分かった。

稲の穂や、ヒサカキやヤシャブシを吸汁することが知られているようである。

このチャイロナガカメムシの生息分布は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外は、朝鮮半島、台湾、中国東部沿岸部。

モンシロナガカメムシ Panaqolus albomaculatus (Kanazawa, 1958) 2nd

先ほど、庭の手入れをしていたときに見つけて写真に撮っていたカメムシである。

大きさは、体長7-8ミリぐらいだったであろうか。

形状からナガカメムシの仲間の気がしたが、調べてみたところ、モンシロナガカメムシと判明。

モンシロナガカメムシは、過去の投稿を確認したら、2年前の3月18日にも投稿していることが分かったが、その時使った写真よりは、今回の方が大きな写真が撮れたので、再投稿している。

マメ科、イネ科、シソ科、意外と何にでも集まるカメムシのようである。

さて、地上徘徊性のこのカメムシの生息分布の方は、国内は、本州以南…‥九州まで。海外は、朝鮮半島には確実に生息している予想が出来、ロシア沿海州南部、中国の一部の沿岸部にも生息している模様。

同じ属に所属するシロヘリナガカメムシと、ネット上では画像が混同しているケースが少しある事にも気が付いた。