シロスジカバマルハキバガ 成虫  Promalactis suzukiella (Matsumura, 1931) 2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリ行かないぐらいであったと思う。

種名は、シロスジカバマルハキバガだと思われる。

昨年の8月の暮れにも投稿しているが、今回の方が大きな写真が撮れたと思うので、再投稿している。

そっくりな種が複数種いるが、内横線が背の中央で途切れているのは、本種の特徴らしい。

幼虫の食草は、突き止められていないらしい。

生息分布の方は、国内は、本州以南、屋久島辺りまで生息しているようである。海外の生息分布は、朝鮮半島南部、台湾、中国の東岸の一部。そして興味深いのは、アメリカ合衆国の東海岸から中央の平原地帯まで、侵略的に拡がっているところであろうか。

シロスジカバマルハキバガ? 成虫 Promalactis suzukiella (Matsumura, 1931)

昨晩、我家の外灯下に来ていたとても小さな蛾の一つである。壁の直角のところに止まっていたため、スマホを近づける事ができず、どうしても被写体のアップの状態が撮れなかった。

大きさは、前翅長6ミリぐらいだったであろうか。

初めて出会う気がしたが、調べたところ、種名は、シロスジカバマルハキバガかと思う。

似た雰囲気の蛾が複数種いるが、上の写真の蛾は、シロスジカバマルハキバガで合っているのではと思う。

幼虫の食草は、現段階では不明とのことである。

生息分布の方は、国内は、本州から屋久島辺りまで。 海外の方は、興味深くて、韓国にいるのはよくある事だが、アメリカ合衆国東海岸から中央の大草原地帯まで広範囲に濃く生息している模様である。これだけ見ると、どういう世界分布なんだろうと、とても好奇心が湧いてしまう。

ホソオビコマルハキバガ 成虫 Cryptolechia malacobyrsa (Meyrick, 1921.)

昨晩、我家の外灯下で写真に撮った蛾の一つである。

ただ、昨日、初めて目撃したというわけではなく、時々我家の外灯下には顔を出している蛾の気がする。

大きさは、前翅長が8ミリぐらいの蛾である。

種名は、ホソオビコマルハキバガやホソオビキマルハキバガやホソオビマルハキバガといった具合に、ネット上には、3つの種名が錯綜しているが、正しいのはホソオビコマルハキバガだと思われる。

2年前に私も、同じ蛾をホソオビマルハキバガとして投稿している事を確認したが、正式種名は、ホソオビコマルハキバガ。近々、過去の投稿のタイトルを修正しておこうと思う。

ホソオビキマルハキバガという種名で紹介されている方が多いが、ネット上の情報によると、2019年に日本鱗翅学会の会報誌に、Meleonoma属(コマルハキバガ属)に属するホソオビキマルハキバガ(元々は、Acryptolechia属)だと、コマルハキバガ属に属しているのが分かりづらいという事で、この属に所属する蛾達の和名の語尾をコマルハキバガに統一したみたいな内容が書かれていた。

幼虫の食草は不明と記載される事が多い種の気がしたが、枯葉であろうと突き止めている方もいた。

生息分布の方は、国内は、本州以南……九州近海を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。