先日,家から少し遠出した時に見かけて写真に撮っていた。

体長は10ミリぐらい。
最近は、昆虫の観察に時間を割いていなかったので、一瞬、何物と思ったが、触角の形状と左右に張り出した複眼の形状から、ジョウカイボンの仲間を予測出来た。
ジョウカイボンの仲間を詳しく当たってみると,クビアカジョウカイという種が浮上して来た。かなり似た種にムネアカクロジョウカイという種もいたが、サイズはクビアカジョウカイに近く,ゆえに、上の写真の個体はクビアカジョウカイだと思われる。
習性に関する情報は、インターネット上に少なかったが、アブラムシのような極小の昆虫を捕食している情報が散見出来た。また、花に集まるという情報も目にしたが、まさにタンポポの花に来ていた。私が知っている近所のジョウカイボン達が花に集まっている気はしないので、花に集まるジョウカイボンも居るんだというのが、私の正直な感想であった。
生息分布に関しては、情報が錯綜というか混乱しており,北海道から九州までというものもあれば、元々、西日本に居る種だとの情報もあった。この生息分布の情報の錯綜は、本種とムネアカクロジョウカイとを、そもそも区別出来ていない方達が沢山いる可能性から派生しているのではと思う。かく言う私も,クビアカジョウカイとムネアカクロジョウカイを区別出来るのか、現段階では疑わしい。ただ、ムネアカクロジョウカイの方が少し大きいという情報から、上の写真も個体をクビアカジョウカイと思っている感は否めない。
ここで、一つ目を向けたくなるのは、少しづつ違う近似種は、ある程度の地理的分断を経験した結果と考えたい自分がいる。すると,やはり、1600万年ぐらい前にフォッサマグナの時代に日本列島が海溝で分断されていて、再度陸続きに戻るまでの何千万年かの間に、それぞれ少しづつ遺伝的要因に変化を起こしたのかと思いたい。ゆえに、両種の生息分布にも規則性があるはずだと私は思いたがっている。
ちなみに、海外の生息分布は、上の学名だと,ヒットしてこなかった。また、ムネアカクロジョウカイの学名でも,ヒットしてこなかった。
