ムーアシロホシテントウ 幼虫 Calvia muiri (Timberlake, 1943)

最近、近隣で見かけて写真に撮っていたテントウムシの幼虫である。

何というテントウムシの幼虫なのか気になり、調べたところ、ムーアシロホシテントウの幼虫が臭いなとの結論に至った。

ムーアシロホシテントウは、低木の白渋病菌類を食べるテントウムシだが、ムーアシロホシテントウ自体、近隣でそんなに見かけないテントウムシの気がする。

ムーアシロホシテントウの生息分布は、国内は、北は、北海道から、南は奄美大島辺りまで。海外は、韓国、台湾、中国の東部の長江流域に生息しているようである。

ナミモンコケシキスイ Cryptarcha strigata (Fabricius, 1787).

本年、樹液に集まる虫達を見てて、以下の極小の甲虫が多いなと感じている。

大きさは、体長3-4ミリぐらい。

種名は、ナミモンコケシキスイ。黒っぽいのもいれば、薄褐色のものもいるが、全部ナミモンコケシキスイだと思われる。

ナミモンコケシキスイの生息分布は、国内は、北海道から沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、ヨーロッパのドーバー海峡を挟んだイギリスとフランス、ベルギー、オランダ。あとは、同じように海を挟んだスェーデン南部とデンマークとドイツ北部。他には、ロシアのモスクワの辺りから集中的に生息報告が上がっているようである。

キボシチビヒラタムシ  Laemophloeus submonilis Reitter, 1889

昨晩、我家の外灯下に来ていたとても小さい甲虫である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったのではないだろうか。

調べたところ、ヒラタムシ科のキボシチビヒラタムシと判明。

生息分布の方は、国内は、一応、北海道から九州までいるようである。しかし、九州とかは少ないようである。ちょっと海外の分布は分からなかった。