キボシチビヒラタムシ  Laemophloeus submonilis Reitter, 1889

昨晩、我家の外灯下に来ていたとても小さい甲虫である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったのではないだろうか。

調べたところ、ヒラタムシ科のキボシチビヒラタムシと判明。

生息分布の方は、国内は、一応、北海道から九州までいるようである。しかし、九州とかは少ないようである。ちょっと海外の分布は分からなかった。

ルリナガスネトビハムシ? Psyllioides brettinghami Baly, 1862

最近、近隣で見かけた極小のハムシである。

大きさは、体長で3ミリぐらいである。

特徴としては、後脚腿節の太さである。この特徴から直ぐに辿り着いたのが、ナトビハムシであるが、ナトビハムシは、後脚の腿節以外は、褐色の脚のようである。上の写真の個体は、全ての脚の色が黒っぽい。

こうなると、ルリナガスネトビハムシという種が浮上してきたが、ナトビハムシの食草がアブラナ科の植物なら、ルリナガスネトビハムシの食草は、ナス科の植物なのである。

上の写真の個体が食べている葉っぱが、何であるかは、写真からは、思い出せない。いつでも行ける場所なので、もう一度行って確認してみようと思っている。

ちなみに、この場所は、カナムグラが優先種として繁茂している場所だが、カナムグラには、アサトビハムシという同属の種が付くらしいが、どうも色合いが違う。

まぁ、もう一度、上の写真の個体が食べていた植物を確認してみれば、更に種名を絞りやすくなるが、取り敢えず、今の時点では、外見的に1番近いルリナガスネトビハムシに?マークを付ける形で投稿させて頂いた。

ルリナガスネトビハムシの生息分布の方は、国内は、本州以南、九州を経て沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、小笠原諸島からの繋がりか、ニュージーランドからの報告が濃く上がっているようである。ただ、同属内には、とても外見的に似た種が多いので、国内でも海外でも混同が起きている可能性は無きにしも非らずと思われる。

ヨツモンカタキバゴミムシ Badister pictus (Bates, 1873)

昨晩、ウナギ釣りに出かけた際に、現地の電柱のLEDの照明下で見かけた。

大きさは、体長7ミリぐらいだったのではないだろうか?

調べたところ、種名は、ヨツモンカタキバゴミムシと判明。

カタキバの意味は、顎牙が左右非対称になっていることに由来しており、この特徴は、ゴミムシの類には偶に見られることである。どうも、好物のカタツムリを食べるのに特化した形状のようである。確かに、この小さなゴミムシを見かけた場所は、小さなカタツムリ(オナジマイマイ)が沢山いる場所ではあった。

このヨツモンカタキバゴミムシの生息分布は、本州以南……九州まで。海外の生息分布に関しては、多くのソースにたどり着けなかった。

このヨツモンカタキバゴミムシは、都道府県が独自に定めるレッドリストにおいては、神奈川県と大阪府が準絶滅危惧種に指定。東京都が、注目調査中のような扱いにしているようである。