ヨモギワタタマバエ

先日の庭の草むしり中に、知らない間にどんどん増えていたヨモギ群を、どう対峙するか眺めていた時に、ヨモギの茎が異常に奇形に膨らんでいるものが混ざっている事に気が付く。

こちらが、その写真。

直ぐに、虫こぶなのは分かる。でも…何て言う虫が影響してるのは知らない。そこで、スマホを使い調べたところ、ヨモギワタタマバエという超小型のハエが影響してるらしい。ヨモギワタタマバエが、ドンピシャの正解かは分からないけど、タマバエの一種である事は間違いないようだ。実際、この綿(コブ)の中には、1匹の小さな幼虫が居るらしい。

世のお父さん、お母さん達よ……子供に、この気持ち悪いの何だって聞かれたら、「虫こぶって言うもので、昆虫が植物に卵を産みつけた時などに、その場所が刺激によって、植物の成長バランスが崩れ急成長する為に出来るものだ。」と教えてあげれる知識を身につけてみないだろうか?育って欲しいな…子供の好奇心!!

シロコブゾウムシ

先日の庭の草むしり中に発見。

ゾウムシの種類なのは分かるけど、結構大きいゾウムシの種類だと思う。このゾウムシがくっ付いている葉が、クズの葉っぱなので、その大きさを理解してもらえればなと思う。実際は、3センチぐらいなのかな。

記憶の中では、初めて出会った昆虫の気がして、写真に収める。

マメ科の植物に集まるらしい。我が家には、自然と生えてきてしまうクズ(葛)、ハギ(萩)、フジ(藤)、マメ科の植物あるもんね。

ナミアゲハ 幼虫 成虫

本日のイモムシは、アゲハチョウの幼虫。庭に無造作に植えられてる数種類の柑橘の木で、毎年見つける事が出来る。ただ、一つの木に居ても、2匹ぐらい。

我が家に植わってるというか、北風を生き抜き辛うじて生き残ってる成長しない小さな柑橘類の木達を、アゲハチョウは、毎年産卵の場所に選んでくれる。

さて、先日見つけたアゲハチョウの幼虫は、既に成長も随分進み、大きい。すでに緑色になっていることから、脱皮を繰り返した5齢幼虫なのかな。

因みに、アゲハチョウの幼虫は、5回目の脱皮をして鮮やかな緑色に姿を変えるまでは、黒字に白い模様が混ざる地味な色彩。一見すると、まさに鳥の糞。擬態ってやつだね。

我が家の庭先のアゲハチョウの幼虫達も、そろそろ蛹の期間を経て、羽化して、あの馴染み深いアゲハチョウへとなって行くのかな。

アゲハチョウさんへ……あのゆらゆらとした優雅な飛び姿と、クリーム色に黒のとても目立つ色彩で、人々の目と心を、思う存分魅了した後は、また、我が家の小さな柑橘の木達に、産卵の為に戻って来てくださいね。